
修学旅行では小遣いの額が決められていて、途中の列車の中で所持金検査が行われた。
T君が調べられる番に回ってきた。
教師:「T君、1000円多いじゃないか?」
T: 「すみません。バレましたか」
教師:「では、この1000円は、私が預かります」
T: 「はい」
所持金検査によって、T君の違反がバレて、一件落着のようだ。
ところが、T君は他に1万円持っていた。
T君の作戦が成功したのだ。
ところで、国には会計検査院というお役所があって、行政機関の会計の不正や無駄をチェックしていることになっている。
某お役所は会計検査院により、なんと30億円ものムダが指摘された。
会計検査院は次々とお役目を実行し、総額は300億円を超すムダを指摘したと報道された。
国民からしたら、さすが会計検査院はよくやる、お役目ご苦労さんと思ったらおめでたい。
正確なムダ遣いの額は、その10倍は超す額かも知れないという根拠が見えてきた。
会計検査院のお仕事は、修学旅行の所持金検査のようなものかも知れない。
そう疑われても仕方がない面がある。
会計検査院自体が、検査対象のお役所に天下りしている。
また、会計検査院は自身の配下のお役所がないので、天下りに関しては、検査対象のお役所に低姿勢でいなければならない。
検査対象機関には、当然、天下った先輩たちがいる。

仕事はしているように見せかけなければならないから、なにがしの金額のムダを発見したと報道しなければならない。
ここは、検査する方とされる側のあうんの呼吸が必要なところかも知れない。
確か、会計検査院が検査対象機関から接待されているなどということも聞いたような。
何か、この国は国民騙しばかりのような気がしてきた。
国税不服審判所というところがある。
当然、国民は税に対する不服を申し立てることができる。
おお、これはよくできている。まさに、主権在民を保障する期間だと思ったら大間違い。
なんのことはない。国税不服審判所に勤める人は、税務署長を務めたことのある人など、税務署に関係のあった人の集まりでできている。
つまり、国税不服審判所というのは、税務署の天下り先なのである。
誰が、いつこのようにインチキな仕組みを作ったのだ。
国民はどれほど、このような実態を知っているのだろうか?
「国民はブタだと言ってくれ」と言った人がいる。

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