2011年01月12日

公立学校と対抗するなら

本気で公立学校と対抗する気があるなら、採用試験を受けて一度公立学校の先生をやってみるべきでしょう。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」というように、公立学校がどんなものかは、実際に現場で経験しなければわかりません。

学校の中というのは、わかるようでも、一般の人には非常にわかりにくいところです。
逆に学校の先生は、学校外の一般社会を知っているつもりでも、ほとんどわかっていないと言えるでしょう。
そういう意味では狭い世界であるといえるでしょう。

ですが、学校の先生はよく悪口を言われますが、悪口を言う人が思っているほどひどくはないと言いたいのが、私の実感です。
学校の先生は、どんな先生であろうと企画書は作れますし、説明もできます。
組織が動くためには会議が必要ですが、そのルールも身につけています。
「身につけている」というのは、組織にいない人はそういうことが概してめちゃくちゃで、決定事項がどういう意味を持っているのか、どんなに重要なのかわかっていない人がいるからです。
そんなことぐらいと言う人もいるかも知れませんが「程度の問題」です。その程度は中に入ってみないとわからないと思います。
一つ言えることとして、学校の先生はどんな教科であろうと「作文力」が必要だということを感じます。毎日が作文と言ってもよいでしょう。
だから、作文が苦手な人にとっては酷な世界だと思います。学校は巨大な印刷工場だと言った人もいますから。

しかし、これは学校だけの世界ではないとも言えるところもあります。
というのは、学校以外の一般企業では、一流ほど企画書、会議、組織全体が動くということに関してはきちんとしているからです。
学校の外の任意団体のようなものを経験すると、ひどいなあと思った先生も「一応プロだな」という気がすることが多いです。

まあ、口でどんなに言っても説明できることではないので、外から見える形式だけで判断せず、本気で学校に負けない指導をする気があるなら、一度経験してみて、その後辞めて塾などをやったらいいと思います。先生をやっているうちに、貯金もできるでしょうから。
実際、そうした人もいます。それはそれで偉い人だと思います。

学校というところは、子どもが相手ということで、一般企業と違うせいか先生特有な匂いがつくようです。
旅行に行っても、なんとなく先生の集団はわかると言われるのも、裏付けているような気がします。
何で「先生の匂いがつくのか」も経験してみなければわからないでしょう。

学校を批判している人、批判したい人、重ねて言いますが、一度先生をやってみて「オレはもっと良い指導をする」と言えなければ本物とは言えないと思います。
でなければ、負け犬と遠吠えと思われても仕方がないでしょう。

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posted by edlwiss at 00:27 | Comment(9) | TrackBack(0) | 教育研究
この記事へのコメント
一方で教育を語るのは誰が語っても良いといいながら
教師を批判しても良いのは教師経験者だけである、それ以外は負け犬の遠吠えである
という考え方???
その程度の、企画書や会議作文力???

ほんとはわかっているんでしょ
>旅行に行っても、なんとなく先生の集団はわかると言われるのも、裏付けているような気がします。

真実が暴かれるのが怖いのではないですか?

http://shadow9.seesaa.net/article/128009453.html
http://current-affair.blog.so-net.ne.jp/2009-06-09
↑こういう教師が実際に採用試験に合格できる訳です。

自分のいた世界しか知らないのに、それがそれほど悪くないと言い切れないはずですよ。
ご自分の掲げた、教師経験者でなければ批判しても負け犬の遠吠えというロジック
を当てはめてみてください。

>組織が動くためには会議が必要ですが、そのルールも身につけています。
鬼畜教師・森田直樹のような人間もそうなんですよね。
さらにこの 鬼畜教師・森田直樹を処分せずにたらい回しに勤務地を変えた教育委員会
この人達もルールをわきまえているのでしょうね。
この教師の被害者は判っているだけで数十人ですが、たらい回しの勤務地のせいで実際には
もっと多数の被害者がいることは間違いないでしょう。

良い給料を出し、難しい????採用試験の結果こういう教師が出てくるのです。
Posted by 匿名 at 2011年01月20日 15:47
教育は誰が語るのも自由です。
教員の仕事は、実際にやってみなければ、わかりません。

採用試験に、ご指摘の事件を起こしたような性格を調べるテストはありませんから、採用後そういう不適切な人が採用されてしまう可能性はあります。

しかし、そのような犯罪を起こしてしまう人を、試験で発見するような試験は、教員試験に限らず、何の採用でもありませんから、そのような犯罪者は教師に限りません。
だから、裁判官にもそのような犯罪を犯した人はいます。

もちろん、犯罪を犯すような人は、教師に限らずどこで採用するとしても、不適格です。
もし、将来犯罪を犯すだろうということが発見できる試験があったらいいですね。

何か名案がありますか?

あと、あなたが想像することは、そうですかと賜っておくしかありません。
よい教員を採用するいい案を、提案してください。
Posted by dolce at 2011年01月20日 18:31
採用制度もですが
最初に問題を起こしたときに、厳格な処分が行われていないことにあります。
教育委員会が責任逃れで、事態を誤魔化す方向でしか考えない、その裏には異常な身分保障が行われているという現実があることを認識します。
可能ならば周りの教員が校長を巻き込んで改心させるか
懲戒解雇に持ってゆく、さらにこのような教員は二度と教壇に立てない制度を確立する。

もう一つは性格検査、恐ろしく古い、そして近代心理学であまり正しい評価が出来ないとされる性格検査をかたくなまでに未だに行う採用試験。欠陥のある自動車のリコールを隠すのと似ています。
心理学や精神医学のスペシャリストに
採用試験においてりんじにでも来てもらい、助言を得るなどするべきですね。特に子供相手で無抵抗な相手に接するわけだから、採用試験は形式的なことではなく慎重に、出来れば
コネのような事は一切排除して、ほんとに優秀で精神の健康なな人を選ぶことが必要です。

私が高校時代お世話になった素晴らしい先生は、医者をやっていて、教育をやりたくなって
教師になった人ですが、授業は素晴らしくよくわかり、成績の悪かった人も皆7割以上、しかも家で勉強しなくても良いから授業だけ聞いててくれとまで言い切りました。
おかげで私はその先生の担当する科目は95%以上常に取れるようになり、満点も模試で何度か取れました。全く家庭で勉強しないでそうなりました。授業でやったことが楽しくしかも興味が沸き、とても素晴らしい先生でした、難しい質問して判らないことは正直に判らないと言ってくれるし、メンツとかそう言うことには全くこだわらない人でした。

そう言う意味で、社会人を経験した人で特に優秀なひとに、教員採用の門戸を開くべきだと思います。一部の都道府県ではそう言う制度を導入しているところもありますが、公務員ということで、年齢制限もあり、これは逆に言うと、大学出たての人間に限るということになります。大学出たてで、何も社会勉強や、人付き合いなどを経験しないで教師になり、そう言う人らちばかりが集まり、そして校長までもがそう言う人なら、世間と隔絶された世界になることは間違いないでしょう。

採用試験で矛盾を感じるのは、特に年齢制限と、1500m走、水泳など、もう少し授業や教育に直接関係あることを課題にすべきですね、これでは賢く、優秀な人は馬鹿馬鹿しくて応募しないです。また年齢制限を設けているのに、校長とかが定年退職後さらに臨時教員として採用される制度、これなんかもメチャクチャ公務員の世界で天下りと同じです。
Posted by 匿名 at 2011年01月21日 08:09
自分の知人の高校の同級生で教員で、新卒採用で素晴らしい人も何人かいます。
同様に同じ高校卒の中に、暴力的、性犯罪的な男が小学校教員になった男がいます。
高校時代、同級生をraqpeした実績のある男です。その男はマッチョでいかにも性欲強そうな奴でした。勿論体育会系で部活の選手としては優秀だったみたいです。京都教育大の鬼畜教師と大体同じです。
採用後、しばらくはおとなしくしていたみたいですが、慣れてくると案の定問題を起こし
廃校寸前の学校をたらい回しになっていますが、未だにクビになっていません。
少々悪い事をしてもクビにならない姿を見てその後に続く人間が出てくることは間違いないでしょう。
Posted by 匿名 at 2011年01月21日 08:50
毎年健康診断を行い、血液検査でテストステロン濃度を測って、あまりこれが高いようなら
さらに、専門家によるメンタルテストを受けさせるぐらいのことはやってもらいたいです。

それと、採用試験自体、マッチョが有利なのはどうかと思いますよ。学校は学問を学ぶ所なんだから、性欲の強い人間が有利なのは変ですよ。スポーツは外部の講師に面倒見てもらい、特に人物の優れた人間を選べるようにすべきです。小学校の授業にマッチョは必要ないです。
Posted by 匿名 at 2011年01月21日 09:13
>廃校寸前の学校をたらい回しになっていますが、未だにクビになっていません。
>少々悪い事をしてもクビにならない姿を見てその後に続く人間が出てくることは間違いないでしょう。

「間違いない」と言うことは「確実」という意味ですが、それはどのような根拠で言えるのかなと思いますね。

確実という根拠が確立するのなら、それは素晴らしい論文が書けるでしょうね。
そして、立法化すれば犯罪者を防ぐことができる画期的な研究になるでしょう。

あなたが、そのように「確実」と自信を持たれた論理をぜひ論文にしてください。
ノーベル賞候補にあがるかも知れませんね。
Posted by dolce at 2011年01月21日 10:16
>最初に問題を起こしたときに、厳格な処分が行われていないことにあります。

国には、刑事訴訟法というのがあって、法律で決まっている罰しか適用できません。
「厳格な処分」とあなたがここで言っているのは「あなたの感覚」であって、その他の人はどう思っているかわかりません。
その罰の妥当性を判断するのは裁判官なわけです。
つまり、あなたは「厳格でない」と思っても裁判官はそれが適当と思ったか、法律上それ以上の罰が科せられなかったのかのどちらかと言うことになります。

あなたが不服に思って、もっと厳しい罰を科すことができるようにするには、あなたが世論に訴えたり、この国の制度に則って法律を変更できるようにしていくしか方法はないでしょう。この国は法治国ですから。

>教育委員会が責任逃れで、事態を誤魔化す方向でしか考えない、

あなたは、教育委員会が何を考えているのかわかるのですね。
凄いことだと思います。
それも特技かも知れませんね。
Posted by dolce at 2011年01月21日 10:26
>心理学や精神医学のスペシャリストに
>採用試験においてりんじにでも来てもらい、助言を得るなどするべきですね。特に
>子供相手で無抵抗な相手に接するわけだから、採用試験は形式的なことではなく慎
>重に、出来れば
・・・以下長いので略。

あなたがそう思っていることを実現するには、具体的にどういう方法があるのか
考えることがいいのではと思います。

例えば、選挙に出て国会議員になる道を考えるなど。
国の制度に則って改革を考えねば、ただ不満を言っているだけになります。
Posted by dolce at 2011年01月21日 10:32
>マッチョが有利なのはどうかと思いますよ

そうなんですか?
それはどうしてわかるんですか?

>性欲の強い人間が有利なのは変ですよ。

仮に性欲が強いとしても、それが犯罪を起こしやすいという根拠がなければ、性欲が強いということだけを理由に、採用が不利になれば平等でなくなります。

健康診断はいいとしても、検査によっては人格権に抵触することも考えられます。
また、そういうことを強行すれば、次第に共産主義化するだろうし、フアッショになる可能性もあります。
第二次大戦前の日本のようになるかも知れませんね。

>ほんとに優秀で精神の健康な人を選ぶことが必要です。

私もそう思います。

Posted by dolce at 2011年01月21日 10:43
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