2013年01月08日

ファミリーコンサートのすすめ

何らかの楽器を習っている子どもは多いと思います。

ピアノは代表格ですが、合唱の伴奏をできるぐらいにの腕を身につければ、それは一生の宝だと思います。

人が集まった時、誰か伴奏ができる人がいることは重宝します。

音楽大学、プロという道を進まなくても、そういう力を持っていることで、人脈に繋がることもあります。

ピアノを習っている子どもの親に話を聞くと、ほとんどがプロを目指しているのではなく「今のうちにやれることはやってやりたい」と言う人が多いです。

親も子どももプロを目指していて、悲しい経過をたどった例も知っていますが、子どもがプレッシャーに負けた例です。

プロだけが音楽の道ではないと思っています。

ただ、プロを目指さないと、練習に甘えてしまうということもあるので、プロにならないから適当でいいという考えは捨ててほしいと思っています。

ピアノを習っていると、ピアノ教室が開催する発表会が発表の場であることが多いようですが、家庭でも気軽に小さなコンサートを開くのがいいのではと思っています。

一応プログラムを作って、家族が聴衆になる。

こういう形をとると、演奏する子どもにも人前で発表するという緊張感ができます。

家族全員でアンサンブルができたらいいですね。

アンサンブルをすることで、人と合わせることはどういうことか、相手の気持ちを汲み取る必要性、言葉では伝えられないコミュニケーションなどがわかるようになります。

人は情報を得るために、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を使いますが、音楽は聴覚を通して情報を得るわけですが、それは言語だけでは伝わらないものを含んでいます。

身近なコンサートを開くことで、音楽が何を伝えようとしているのかがわかってきて、コミュニケーションがより緊密になると思います。

ファミリーコンサートは、時に友だちも呼んだりしたらいいと思います。

もし、部屋のスペースがないなら、公民館のような施設を予約して行い、そのあと会食をするなんて計画はどうかと思います。

nazeongakuwo.jpg知人(父親)で、定年退職してからヴァイオリンのレッスンに通いだした人がいます。

前から趣味で、練習していたのですが、子育てが終わったこともあって自分の時間をそういう風に考えたわけです。

先生は自分の子どもぐらいの年令です。

彼は自分の子どもも音大を卒業していて、奥さんはピアノを弾くので一家でコンサートができます。

何かを習うということは、知能の壁を作らない一つの方法ではないかと思います。

私も一応、音楽をやっていますが、よかったと思うことの一つに、全く初対面の人ともすぐ仲よくなれることです。

音楽は世界共通の言語とも言いますが、確かに相手が何人であろうと、一緒にアンサンブルをするなど、音楽を通じて心の交流ができることを実感しています。

日本人が英語を苦手としていることは、大きなハンディと言われますが、音楽を聴いて、わからないというのも世界共通言語がわからないというハンディになるのではないでしょうか。





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posted by edlwiss at 22:14 | Comment(2) | TrackBack(0) | 教育研究
この記事へのコメント
 なるほど、なるほど。音楽音痴の私にも良く分かりました。ありがとうございます。
 全く同じ論旨を、野球のバッテリー、内野手の動きで私は説明できます。バドミントンのダブルスなんて、仲間の心や思いを考えられる人になるために一番の手段かも。サッカーも良いですが、それ以上にバドの団体戦は効果的です。己の力の必要さと、足りなさと、無益さを味わえます。
 仕事も同じでした。私はFに10年、Sに30年居ました。偶然でしょうが、絶頂期への道が見えるまで会社の仕事で貢献し、絶頂期に差し掛かり退社しました。もう大丈夫と思ったときに辞められました。女子大の非常勤講師に専念するつもりになれました。
 不思議なことに十年に届かないのに奈落の底に両社は転落。Fはその後、10年で回復、だからSも10年で回復するかも。部下たちはゴキブリのようにたくましく生きられたようです。
 でも、周囲の若手はどうなったのか分かりません。暮れの朝日の記事のような処遇も事実化もしれません。
 だからこそ、辛い時期こそ、気楽な人生観こそ生きる力かもしれません。たくさんの思い出をいただける良い記事をありがとうございました。
Posted by tsuguo-kodera at 2013年01月09日 10:02
tsuguo-kodera さん、今晩は。

仰るとおり、スポーツでも共通するところがあるように思います。

二人以上でやることは、他の人との呼吸が大切で、言葉だけではわからないので、体験することが必要かと思います。

アンサンブルは物理的なデータだけが合っていても、互いの気持ちが通じ合わないとよいものができないと感じています。

プロのオーケストラも10年かかると言われています。

それだけに、伝統ある海外のオーケストラは凄いですね。

今は目立ちませんが、スイスロマンド管弦楽団を創設した指揮者、エルネスト・アンセルメは創設から50年に渡って指揮していました。凄いことです。
それだけに、彼の生前の録音は、ロンドンデッカの技術と相まって、クラシックファンに大人気でした。
アンセルメは元は数学者でした。
Posted by dolce at 2013年01月09日 22:59
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