2013年04月17日

国語力の論理力という側面

audio_set.jpg私は音楽をよりよく聴こうと、オーディオセットを揃えた。
貧乏人の私としては、少し無理して揃えて、一応、まあこんなものかなと思えるところで落ち着いた。

幸い、私の家にはオーディオショーを開催する時の主催者が時々やってきて、メーカーの試供品のようなものを置いていくことがある。
この間は銀製のケーブルを持ってきたので、換えてみたところ、なるほど音は変わるものだなと感じた。

数日前、ニュースを聴こうと思い、ラジオのスイッチを入れたところ、ブラームスのクラリネット三重奏曲の演奏を放送するところだった。
「演奏、クラリネット、カール・ライスター、チェロ、ゲオルグ・ドンデラー、ピアノ、クリストフ・エッシェン・バッハ」とアナウンスが流れたので、思わず耳をそばだてて聴いてしまった。

radio_pana.jpg聴きながら、ライスターのクラリネットはいい音がするなあと感じた。
聞いているのは1万5千円ぐらいのラジオである。
こういうラジオでも、演奏者がいい音で演奏しているということはわかるのである。
何百万円もかけた装置でないと、音の良さがわからないというものでもない。
つまり、高い装置でなければ音楽は楽しめないというものではない、ということを改めて認識した次第である。

このことをある掲示板に投稿したら、ある人の返信があった。
「1万円のラジオの方が、百万円の装置より音がいいと言っている・・・」
と、私の投稿をバカにしたようなものだった。

■話のポイントがズレる人

来客にこの話をしたら「そういう人って、最近、多いように思いますよ」と言われた。

私は珍しいのではと思っていたが、多いというのは、少し大げさに言えば社会的危機ではないかと不安になってきた。

このプログは「教育に情熱をかける教師のために」だから、読者として教師を意識している。
だから、教師には当然理解できると考えられる読解力を考えているが、教師に限らず一般の成人でも理解できる程度と考えている。

理想の先生理想の先生(2)では理想の先生について丁寧に書いたつもりである。

単に「理想の先生」と言うと

「理想の先生?そんな先生いないよ」

と言う人もいれば

「いや、わたしにとってはK先生は理想の先生です」

と言う人もいるかもしれない。

それは、それぞれの描く理想の先生が違うからである。

人は万能ではないから、単に「理想の先生」と言えば、誰から見ても文句のつけようのない完璧な先生でなければならない。
しかし、現実をよく見れば、ある一つのことだけに秀でた先生であれば、それは誰かにとっては理想の先生と言えるのではないかというのが主旨である。
だから、理想の先生とは「理想を描く人」によって異なるということなのである。

risounosenseizou.jpg


こんなことは、言うまでもなく、現役の先生なら理解できるだろう。
万一、そういう主旨が読み取れない先生がいるとしたら「今の先生はそんなに低レベルなのか」と言わざるを得ないし、保護者たちからも信頼は得られないだろう。

オーディオの話では、いい音を目指して「歪のない音」の論議がある。
私は人の耳には感知しないほどの低レベルの歪であって欲しいと言うと、ある人は「偶数歪は、人の耳にはやさしい・・・」という話を始めて、偶数歪ならあってもよいような方向に話を持っていく人がいる。

私の話は、歪が偶数だろうが奇数だろうが「聞こえないレベル(感知しないレベル)」といっているわけで、偶数ならあってもよいなどと言ってはいないのである。

先の、間違いが訂正できる人にの記事でも、間違いが訂正できるということを言っているだけであって、訂正できるのなら何の問題もない。
どの程度の誤りならいいとか悪いとかの論議は全くしていない。
もちろん、誤り(間違い)に「いい」「悪い」などはない。許すか許さないかは別の話(歪の話に似ている)。

■話題のポイントに迫れない

話題のポイントがズレる人との間では、肝心なポイントの話ができない。
こういう人は読解力のない人である。
国語は文系だが、読み書きには論理性が必要である。

だから、文系だから数学は必要ないはおかしいと思う。

それこそ、文部科学省の言う、数学の確かな学力を身につける必要がある。

コンピュータが学校に入ってきた時、生徒と先生が同じスタートで教えられるのか?と言われた。
それでは、数学の基本はどうだろう?
生徒と先生が同じレベルにあったら、冗談にもならない。





にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ


posted by edlwiss at 22:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 教育研究
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。