本日、依頼者のもとに届けて設定を行った。

パソコンはメーカー製品もあるのだが、こうした依頼があるのは、オーダーメイドの良さを知った人たちだ。
オーダーメメイドの良さは何だろう?
経験のない人からは、しばしば「安く作れるんですか?」という言葉があるが、オーダーメイドにすると安くなるということはない。
安さを求めるのなら、メーカー製品を探した方がよい。
では、オーダーメイドの良さは何だろう?
思いつくまま挙げてみよう。
1.一つ一つの部品を吟味して揃えることができる
2.どういう仕様のパソコンが欲しいか要望が出しやすい
3.必要のないソフトが入っていない
4.故障の対応が早い
こんなところだろうか。
一度オーダーメイドを依頼した人は次も注文するので、良さを実感しているのだろう。
ただ、ノート型パソコンを作ることはできない。
作るのはもっぱらデスクトップ型である。
パソコンが自作できるようになったのは、IBMの影響が大きい。
IBMがパソコンを発売するまでは、各社それぞれの仕様のパソコンが売られていたが、IBMが参入するようになってからはIBM仕様のパソコンが標準となった。
そういう意味では、IBMがパソコンを標準化した功績は大きいと思う。
IBMが発売したパソコンはIBM-PCと言ったが、この仕様のパソコンをDOS/V(ドスブイ)と言う。
パソコンにはMacintosh(マッキントッシュ)もあるが、それ以外の民間で発売されているパソコンはDOS/Vである。
IBMはDOS/V型のパソコンを作っただけでなく、内部の技術公開もした。
日本ではDOS/Vが出る前まではNECが圧倒的なシェアを持っていて、これが国民機と呼ばれていたぐらいである。
しかし、IBMのDOS/Vの影響でNECのために瀕死状態であったメーカーが息を吹き替えした。
IBMはDOS/Vを作ることを他社にも許したためである。
だから、この時の構図はさながら、NEC対他社連合軍のようだった。
じりじりとNECの国民機はシェアを小さくし、いつのころからかNECもDOS/Vに飲み込まれてしまった。
というわけで、現在店頭に並んでいるパソコンはMacintosh以外はDOS/Vである。
DOS/Vは部品の仕様も統一されたため、私たちが電球を変えるときソケットを気にせず買うのと同じようにパソコンの部品が買えるようになった。
最近、ハイブリッド車が目立ってきたが、電気自動車になればDOS/Vのような経過をたどるのではないかという気がする。
部品が標準化され、自動車部品を買ってきて誰でも自動車が組み立てられるようになるのではと思う。
ただし、自動車は公道を走るので車検に合格する必要はある。
そうしなければ安全は担保されない。
同様に、パソコンも車検制度のようなものこそないが、安全に対する注意は必要である。
■電気製品の危険性
医療機器の発火が原因ではないかと報道された火事があった。
電気製品は電気を使うということで、発火の可能性を含んでいる。
今や、私たちは電気製品に囲まれて生活をしているとも言えるので、電気製品から発火の可能性を意識して生活する必要があると思う。
そのためには、電気の基本的な知識を試験のためだけではなく、常識として身につけておくべきである。
無知だから恐れないのだろうと思われる電気製品の扱いを見てゾッとすることもある。
電気のあるところにはなぜ発火の危険性があるのだろう。
順番に考えてみよう。
・熱が発生するから発火する
電力:P(W) 電流:I(A) 電圧:E(V) 抵抗:R(Ω)
とすると、
P=I・E
で、熱の発生すなわち、ジュール熱はP÷4.2カロリーが毎秒発生する。
一方、E=I・Rとも表せるから
P=I・I・R
で、つまり電流の二乗×抵抗÷4.2カロリー
の熱が毎秒発生する。
これを具体的な場面にあてはめてみると、電気のコードが痛めつけられたとき、何本もの束になっている細い線が切れると、導線の断面積が減ることになる。
抵抗は導線の断面積に反比例するので、もし半分の線が切れたとすれば、同じ電流が流れると発熱は2倍になる。
電気のコードが痛められた時、内部の線が切れてそこから発熱する可能性は高い。
とりあえず、日常生活で一番注意することだろう。
パソコンの組み立て自体は、そんなに難しいことではない。
しかし、電気の基本的な知識なしで作ったパソコンは怖い。
プラモデルを作るとはわけが違うことを認識すべきである。
下図はパソコンの電源部の一例である。

リコーダーに関心のある方→コリーナミュージック

おかしい人の判定項目


