2014年02月20日

自己顕示欲も使いよう

自己顕示欲の強さは生まれつきのものだろうか。
これも個性の一つかもしれないが、使いようというか、時と場面においてそれが良さにもなったり嫌味にもなったりする。

私の思うところでは、自己顕示欲は生まれつき(個性)のように思います。
だから、抑えようとと思ってもあまり抑えられろものではないと思っています。

自己顕示欲の強い人には、抑えるよりそれを生かすことを考えた方がよいと思います。
昔なら特攻隊に適していたかも知れません。

自己顕示欲は目立ちたいという願望かも知れませんが、気が強いという気持ちと一致するかというと、これがそうとも限りません。

抽象的な言い方ばかりが続きましたが、知人の中には自己顕示欲は強いが気が弱いという人がいます。
こういう精神の現れは、演奏活動でよくわかります。

どんな活動でも、性格は現れると思いますが、特に演奏という活動をともなう音楽ではよくわかります。
普段の練習ではかなりいい線をいっていても、ステージに立つとボロボロになってしまう人。
出るまではソワソワしているが、いざ演奏になると気の強そうな演奏をする人。

自己顕示欲と気の強さが伴った方がいいと思いますが、もう一つ実力が伴わないと、本人には満足感が得られず、ストレスがたまり、わがままな態度が出るようです。

一流の演奏家を目指していたが、思うように力がつかない。
これはスポーツでも同じでしょうが、問題は「プロになれない」と感じ始めた時、どういう方向に進むかが問題です。

自分はステージにあがると、どうしてもあがってしまって実力が出せない。
だから作曲家になったと言う人。
自己顕示欲の強い人が壁にぶつかった時、どういう道を選ぶかは大きな問題だと思います。

ヒトラーは画家になりたかったということですが、その道を目指していた時、自分にはプロの画家は無理だと感じさせられ、政治の方に道を変えたわけです。
それが、あのような強権を持った時、優秀な画家たちを弾圧し、逆に価値の無い絵しかかけない人たちを擁護したということはよく知られています。
ヒトラーは生涯、一流画家にコンプレックスを持っていたと言えます。
もし、ヒトラーが画家になっていいたら、歴史は変わっていただろうと想像できます。

ヒトラーほど世の中に影響を与えなくても、自己顕示欲と実力のアンバランスはコンプレクスから、周囲に何らかの影響を与えると思います。
そして、その影響が悪影響となって現れることが問題です。

こういう精神状態はいじめにも関係しているかも知れません。

親は子どもの性格を捉え、どういう育て方をしていくかよく考える必要があります。
特に「プロの道だけが道」というような狭い価値観に陥ると、救われないかも知れません。




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posted by edlwiss at 23:10 | Comment(3) | TrackBack(0) | 教育研究
この記事へのコメント
 自己顕示欲はDNAではなく、他の特質と同じように後天的、早い段階の環境、多分、物心つくまでの周囲の環境によると思っています。
 たとえば、私の関係するサイトなど私の自己顕示欲の権化かもと私の身内は皆言っています。よくかける、恥がないのかとも言います。でも、私は自分の知識や経験を紹介しているだけなのです。やはり横町の隠居の趣味にすぎないのです。
 私がお金をもらうなら、大学生以上、18歳以上、に講演会をするときです。その時は18歳未満お断りで、私のはらわたまで披露する気分で、社会の悪さ加減を取り混ぜてご披露してきました。
 でも、最近、お座敷はかからないのです。創造性は流行らなくなったのかも。時代遅れの隠居もそろそろ幕引きのちんとんしゃんが近づいてきたようです。
 しばしお付き合いのほどオン願い奉ります。
Posted by tsuguo-kodera at 2014年02月21日 06:48
tsuguo-kodera 様

子どもの持っているものは、先天性のものと後天性のものがあると言われますが、自己顕示欲は後天性のものなのでしょうか。

そうすると、教育は大切になってきますね。

自己顕示欲ばかり強くて、才能や技が伴わないのはみっともない気がします。

名ピアニストのマルタ・アルゲリッチは「あなたの先生はどういう人でしたか?」と聞かれた時「私の前にも後にも、私に先生なんていません」と答えたそうですが、彼女だから通用することでしょう。
Posted by dolce at 2014年02月21日 22:58
 新しいブログを拝見しました。コメントし、修正しようと思い再度訂正文をコメントしましたが、上手くいきませんでした。ぼけ老人だからです。(笑)
 そこで下記に再度コピーを張り付けました。

「素晴らしい、分かり易いブログだと思いました。今までは一部の先生が熱心にアクセスするサイトだったかも。こちらはPTAすべての関連の人が読みたくなる記事かもしれません。
情熱ではなく、理屈だけで生きている人は閉じこもった老人にある運命にあるのでしょう。これこそ自業自得。
仕事はなくても、教育はなくても、情熱さえあれば、青春かも。青春とは心の様相の問題だとした昔の詩を思い出しました。本の題名や著者は忘れてしまいましたが。」

 以上です。またあちらにもコメントしますが、ダメなら今回のようにコピーします。すみません。
Posted by tsuguo-kodera at 2014年03月15日 06:42
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