2014年07月28日

ウォーゲーム

最も素直なのはコンピュータで、素直さの危険性を強烈に訴えているのがこの映画である。
wargame.jpg
初めて観たのはPIONEERのレーザーディスクの全盛期で、この映画の素材になったのはアメリカで実際に起こった事件をもとにしている。
コンピュータに強い高校生が主人公で、知識を活かして国防省に侵入してしまうところまでは、ただの侵入者だが、ソ連からの核ミサイルの攻撃と間違えられ、対抗処置として核ミサイルのスイッチを押す寸前にまで行ってしまう。

ボタンひとつで数千万人が死んでしまうとなると、担当の兵士は、それが大統領命令あっても本当に命令を忠実に実行するのか?

担当者には秘密で模擬訓練を行う。
結局、自分の押したボタンで数千万人が死ぬとなると、押せない。

だから、重要な命令は人間に任せられないということで、コンピュータに担当させることになる。
その後、ソ連からの核攻撃という情報が入って警戒態勢から、発射命令に移る。
ここで、ソ連からの核攻撃は誤報とわかるが、もはや解除命令はコンピュータが受け入れない段階に入っている。

■コンピュータは素直だが

単純に素直がいいという考えは、人間を人間らしくしない方向に持っていくおそれがある。
人間の活動は複雑なもので、それは人間であるからこそ複雑と言えるのではないか。

戦争中は部下の命を守るために、命令に背いて軍法会議にかけられた上官もいた。
この上官は素直ではないが、人間的である。

人間教育するには、子どもが素直でないときこそ、なぜそういう態度にでるのだろうと考えてみる、心の余裕がほしい。
面倒なときこそ、教材が存在するのであって、よい教育ができると考えたほうがよいのではないか。

苦労してもしなくても同じ給料だから、面倒をかけない子どもがいいという、体質が身についてしまわない教師を望みたい。


リコーダーに関心のある方→コリーナミュージック


教育に情熱を



にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ


posted by edlwiss at 23:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 教育研究
この記事へのコメント
 今日の論旨、上官の命令が間違っていようが考えもせず、鵜呑みにして素直に聞く人は人間的でない、コンピュータ以下の奴である、と意訳できそうです。
 そんな話は会社もよくあります。他人はどうなろうと考えもしないでわが身を守るために命令を守る奴。規約にだけに忠実に顧客のクレームに対処する窓口は普通かも。でもそのような担当者は会社を潰しかねません。
 私は自分の中の両親、いえ間違え、良心に従って素直に考えて善悪を考えて指示や業務命令を判断し行動するとまとめたいのです。両親の教えでしょう。私の子供へのDNA。これだけが自慢です。
 直は一番大事。これだけです。今日の論旨に反論したいわけではありませんが、文章の表現と説明方法に異議あり、です。普通の人にすら誤解を与えかねない表現かも。いわんやおや、です。(笑)
 管理人様なら私の心が分かると思い、素直に文章にしてみました。普通はネグレクトです。結構私はいじめっ子。今も多いのです。(笑)
 よろしくお願いいたします。
Posted by tsuguo-kodera at 2014年07月29日 04:20
仰るとおり(意訳の通り)です。
わかりやすく表現していただきました。

私が小学校に新任で勤務した時、テレビが故障してみんなが困っていました。
それを私が直したら、あの人はすごい、何でもできる人だと噂が広がってしまったことがあります。
私は抵抗を一本交換しただけで、電気を勉強してきた者としては大したことをしたわけではないですが、知らない人にとっては驚きだったのかもしれません。
今日、コンピュータに疎い人にとってもそういうことが言えるかもしれません。
とにかく、衝撃を受けると、人は惚れ込んでしまうという心理があるようで、コンピュータが人を追い越すとかなんとかの議論も注意すべきと思います。
Posted by dolce at 2014年07月29日 14:33
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。