2014年07月01日

情報を正しく受け取る

私は中学時代から音楽に携わるようになり、音楽そのものに対する関心も強くなりました。
同時に、音楽を聴きたいという気持ちが強くなりましたが、コンサートに行くという機会もお金もありませんでした。
残る手段はラジオや再生装置ですが、これとて買うことはできないので、町の電気屋さんの裏口にある廃品をもらったり、小遣いで買ったりしてラジオを作るようになりました。
これが、今のオーディオの世界に入る入り口だったわけですが、私はいわゆるオーディオマニアではなく、もっぱら音楽そのものを聴きたいというのが主眼でした。

オーディオの好きな人の立場は、大きく3通りにに別れると思います。
1の立場の人は、装置そのものの音を楽しみたいという人。
2の立場の人は、あくまで生の音を再現したいという人。
3の立場の人は、1と2が混じっている人。

私は2の立場です。

今、オーディオは盛んなのかどうかですが、一時の全盛期ほどではありませんが、メーカーは熱心に研究開発をすすめており、とんでもなく高いものも売れています。
これは国民の所得が二極化していることにも関係があるように思います。

街にある家電店では、30万円を超える製品というのは高い方でしょうが、高級オーディオと言われるランクとなると、上は車の道楽のレベルではありません。
車ではフェラーリと言えば高級車であり、持っている人はお金持ちというイメージがあります。

オーディオショーに行った時、スイスのメーカーが出品していましたが、ステレオの左右のアンプがそれぞれ2000万円でした。
これだけでは音は出せないので、コントロールアンプも足すと、アンプだけで5000万円を超します。
スイス製のものは特別高いと思います。

日本のメーカーにもよい製品があり、スイス製と比べたらずいぶん良心的な値段と思いますが、それでもオーディオで有名なパイオニアの高級機種は一式で1800万円ぐらいになります。

日本のメーカーは高級機種は別のブランドを使い、パイオニアの場合はEXCLUSIVEとか、TADという商標がついています。
そのため、日本製なのに海外製品と思っている人もいます。

昔、TRIOというメーカーがありましたが、そこに勤めていた人の何人かで、自分たちの理想とする製品を作りたいとして、アンプの会社を作りました。

これが、創立40年を過ぎたAccuphase(アキュフェーズ)という会社です。
この会社のアンプは、初代社長が「アンプは太い導線でなければならない」と製品の理想を掲げました。
つまり、もとの信号を変化させてはいけない。ちょうど忠実な拡大コピーのようなものを理想としたわけです。
また、長年にわたり初期の性能を維持することも目標にしています。
(ほぼ創立当時の製品でも、修理を受け付けてくれるのには感激します。)

ところが、このアンプ、ある人たちには人気がありません。
「おもしろくない」というのです。

もとの信号に何かを足したり、引いたりしない、つまり、何の色付けもないわけですから、何か変わった音が出てくるというものではありません。
私の家にもAccuphaseのアンプが1台だけありますが、全くと言っていいほど色付けはありません。
私は元の音を忠実に再現したいわけですから、私の目的には合っています。

c-275.jpg


前置きが長くなりましたが、オーディオ装置の、以上の説明を図に表すと次のようになります。

OtonoRekka.jpg


簡単に言えば、CDに入っている信号を増幅(大きくして)スピーカーを鳴らすまでに、いろいろな要素を足す装置と、極力足さない装置があるわけです。

こういうことを、考えていた時、私はふとあることが浮かんできました。

■元の言語情報を歪めてはいけない

私たちの生活の中には様々な情報があります。
それらを、私たちは五感を通して得るわけですが、他人の言うことや書いたものを情報として取り入れる時、目や耳を使います。

目や耳は情報を取り入れるだけで、認識するのは脳です。

脳はオーディオ装置で言えば、アンプのようなもので、脳の情報処理の過程いかんで認識が変わってしまいます。
では、脳の何が情報処理に影響するかと言うと、私は4つの要素が大きく影響すると考えました。
それは、知性理性感情妄想です。

この4つの要素をレーダーチャートで表して、それらの比率の違いで、元の情報を正しく捉えたり歪めたりすると思うのです。
これらのイメージを図に表してみました。

gengoninnsiki.jpg


感情や妄想に支配され、知性や理性が低いと他人の言いたいことを正確に把握できません。
これは、相手が何を言おうと、自分の思いで決めつけたいという人です。

教師は、こういう風ではいけません。
教育のことをあれこれ言うう前に、最も大切なことと思います。
まず、子どもの言いたいこと、書いたことを自分の感情や妄想に支配されず認識することです。

教師たるもの、少なくともこの姿勢が大切であり、出発点であると思います。
自分や自分の周りにいる人を、このようなレーダーチャートで表してみると、欠陥がわかるかも知れません。

人間は基本的にミスをするものと考えます。
そのため、社会はそのミスに対応したシステムを作って対応しています。
自動列車停止装置などは、その例です。

討論会でアナウンサーが司会しているときは、時々「あなたの仰りたいことは○○ということですね」と確認をしています。
私も、この真似をして、特に大切な話の時は「あなたの仰りたいことは○○ということですね」を使っています。

相手の立場に立ったり、正しい情報を得たいならば、是非行うべきことと思います。
逆にそうしたがらない人は、要注意だと思います。


リコーダーに関心のある方→コリーナミュージック


教育に情熱を



にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
おかしい人の判定項目
職場のモラルハラスメント
文章が正しく読めない人はトラブルメーカー
posted by edlwiss at 23:58 | Comment(2) | TrackBack(0) | 豆知識

2013年09月21日

プリアンプ、メインアンプ、プリメインアンプ??

個人が意見を自由に発表するのはいいことだが、最近、気になるのは「主張の根拠」である。

以前「導線は細い方が電流の流れが速くなる」と言った人がいると紹介したが、これはオーディオの世界の話である。
「オーディオ」という言葉を出すと「オーディオマニア」という言葉を連想し、私はこの言葉が好きではない。
それは私の経験では「導線の話」のように、何か神がかりのような話をする人に懲りているからである。
「羹に懲りて膾を吹く」に似たところがあるようにも思う。
いずれにせよ、物理の世界に属するものなら数学や物理の基礎を踏まえて論じてもらいたいと思う。

特に、世の中を混乱に陥れそうな懸念は、テレビでコメンテーターに呼ばれそうな人、大学の先生など一定の地位を得ている人の「とんでも」発言である。
そういう地位に立つと「オレの発言は何でも正しい」と錯覚するようになるのだろうか?

本日は具体例として、アンプの話をとりあげる。
日頃、アンプには関心のない人もいるかも知れない。
それはそれでいいのだが、今日のように電器製品が普及した世界ではたくさんアンプが存在する。
アンプとは「音声や電波のような電気的に変化する信号を大きな信号に増幅する装置」と説明しているものがある。
しかし、信号を大きくする(増幅する)とは限らない。
元の信号と増幅された信号の大きさを比較し、何倍になったかを増幅率で表すが、元の信号より大きくなれば増幅率は1より大きくなる。
だが、回路によっては増幅率は1より小さい場合もある。
それでは、増幅の意味があるのかと言う人がいるかもしれないが、増幅の目的は信号を大きくすることだけではない。インピーダンスを下げる目的でも使われる。
ただ、ここではオーディオ用のアンプに絞って話をする。

ラジオ、テレビをはじめとし、電気的に音声を扱っているものの中にはオーディオ用のアンプが存在する。
「オーディオ」というという言葉が使われるのは「人間の耳で聞こえる範囲」という意味がある。周波数で言えば、20Hz〜20KHzの範囲である。

次に、私が使っている音楽観賞用の装置を写真で示す。

PreMainAmp.JPG


こういう写真を出すと、心の狭い人の中には自慢しているととる人がまれにいる。
こういう感情も、人間が小粒になってきているのかなと感じ、嫌である。
私はお金がないので、ラックは日曜工作で作った。下段の2台のアンプはメインアンプまたはパワーアンプとも言い、故障品をオークションで落札し、直したものである。
発売当時、新品で買えた人はお金持ちだろう。

上段の左はFMチューナーで、最近はほとんどお休み状態。その右はコントロールアンプで、別名プリアンプとも言う。
私の環境ではメインアンプが2台だが、メインアンプは1台でもいい。
と言うより、コントロールアンプ1台メインアンプ1台という構成の人の方が多いだろうと思う。

別の言い方をすれば、コントロールアンプだけ、メインアンプだけではスピーカーを鳴らすことはできない。
写真のコントロールアンプは約20Kg、メインアンプは約30Kg、合わせて50Kgのアンプでようやくスピーカーを鳴らすことができる。
私の環境ではメインアンプがもう1台加わるからアンプだけの総重量は約80gである。
しかし、これが重い方ではない。TAD(パイオニアの高級ブランド)のメインアンプは左右独立しているが、片側だけで90Kgもある。
問題は、なぜこんなにも大掛かりにしなければならないかということだ。

アンプにはこのように、コントロールアンプとメインアンプの2台を使わなくても、1台で済むものもある。
こういうアンプのことを、プリメインアンプとか、インテグレーテッドアンプなどと呼んでいる。

アンプは1台で済むものなら、その方がよい。
では、なぜそんなに台数を増やして大げさにするのかということだが、それは、いわゆる「音がいい」と言うことである。

ここで、私が問題にしたいのは「アンプはプリメインがよい」と言った人がいることである。

この人の意見を読んでいくうちに変だと感じ始めた。
それは、この人の意見が「アンプはプリアンプとメインアンプに分ける必要はない」という趣旨の意見だとわかったからである。

次の図を参照していただきたい。

premain.jpg


これは、スピーカーを鳴らすアンプの構成である。
増幅と言うのは、電圧増幅、電流増幅、電力増幅とある。
スピーカーを鳴らすには、電力増幅が必要である。

スピーカーを鳴らすというのは、スピーカーのコーン紙で空気を振動させるという運動エネルギーが必要だからである。
スピーカーは電気エネルギーを運動エネルギーに変える変換器と言える。
スピーカーを鳴らすには電力増幅が必要である。

増幅素子(真空管やトランジスタ)には電圧増幅用と電力増幅用があり、通常、電力増幅素子を働かせるためには電圧増幅素子のお世話にならなければならない。
つまり、アンプはその構成の上から電圧増幅部電力増幅部に分かれる。

そして、音質の向上を追究していくと部品点数が多くなるので、必然的に筐体を分けざるを得なくなってくるのである。
そこで、電圧増幅部と電力増幅部とを独立させ、筐体を別にするのである。

好みで別々にするのではない。
音質追究の必然の結果である。
一つの筐体で足りるのを、わざわざ分けているのではない。

しかし、最大の問題は、こういうアンプの構成を理解していないことではない。
理解しようとしないことである。

元、大学の先生だったということだが、一度言い出したことは訂正しないという態度が問題なのだ。

かくして、ものごとを自分の感覚だけでとらえ、理論や原理を考えず印象だけを主張しそれが「オレの法律」になってしまう。
奇妙なのは、それでいて自分の理論を主張すること。
コペルニクスやガリレオが地動説を主張したため、時の王の怒りをかったという話を思い出す。
いつの世も「先生」には教祖様のように、真実(事実)に目をつぶって擦り寄る人が、世渡りの上手い人なのか?

来客の中で、私の家の装置を見て「あ、これ古いやつですね」と言った人がいる。
古いと言えば古いだろうが、古いと感じた理由が「今は、みんな小さくなっている」というのが根拠だった。

家電店へ行けば、ミニコンポぐらいしか置いてないので、そう思ったらしい。
時々行く家電店で見た電気製品がすべてと見る感覚は、いかにも表面的にしかものごとを捉えない今日の思考の表れの象徴のようでもある。

StereoZentai.JPG


リコーダーに関心のある方→コリーナミュージック




にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
おかしい人の判定項目
posted by edlwiss at 08:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 豆知識

2013年07月07日

治療行為

東日本大震災の復興支援の際、医師の資格を持たない者が治療行為を行ったということが問題になった。

治療行為は違法なのか?

学校では子どもの怪我がよくある。

その時、保健室で養護教師が治療をするのは違法なのか?

親が家庭で子どもの切り傷に薬を塗ったりする治療はどうなのか?

■用語(言葉の意味)は正確に知っておく必要がある

資格のない者が治療行為を行うことは違法である。

では、養護教師の治療行為はどうなのか?

これも違法である。

では、校内での子どもの怪我の治療を養護教師が行うことは違法なのか?

違法ではない。

ここまでの意味をしっかり理解しておく必要がある。

自分が先生だからと言って、自分が吐く言葉は何でも正しいとは言えない。

辞書が天敵になってしまった人は、特に、自分の吐く言葉こそ正しいと思ってはいないだろうか?

治療行為という言葉を調べると、
医師法により、医師および医師の指示を受けた看護師・助産師などの医療従事者のみ行うことが認められている治療や処置などのこと。医学的な技術・判断がなければ人体に危害を及ぼす危険がある行為の総称。
コトバンク
と説明してある。

つまり「治療をする」ということと「治療行為」とは意味が違うのである。

簡単そうな言葉でも、念のために辞書で調べてみるということが大切である。

■学習塾の講師は無資格で違法なのか?

ここで言う資格とは教員免許のことであるが、学習塾の講師が塾で子どもに勉強を教えるのは、違法ではない。
gakohkyouikuhou.jpgでは、学校で教員免許(当該教科の免許)なしで子どもに勉強を教えるのは?

当然違法である。

学習塾が子どもを集めて勉強を教えているのは、学校教育法下の行為ではない。

すなわち、一般に言う公立学校、私立学校は学校教育法に基づいて教育活動を行なっているのに対し、学習塾は学校ではない。

学習塾は学校のような教育を行なっているのではない。

子どもを集めて勉強を教えることは、誰でもできる(違法ではない)。

一言で「教育」というと意味が広い。

教育と言われるものは学校教育だけではなく、社会教育、社員教育、・・・様々な教育がある。

学習塾の講師がしばしば、勘違いして、自分が教育をやっていると思っている者がいる。

一般の学習塾は、学校教育を行なっているのではなく、強いて教育という言葉を使うなら、受験教育という狭い範囲の教育である。

それを勘違いして学校教育と対等に張り合うような意見を言うものがいる。

学習塾が一般の学校と対等に張り合うのなら、学習塾は学校教育法における条件を満たし、それなりの教育課程を実施しなければならない。

そうなると、そこで教える講師(先生)は、当然、教員免許が必要になる。

そして、学校法人として文部科学省に申請して認可を受ける必要がある。

最近、ある高校で無免許での授業が問題となったが、それと塾の講師を一緒にするのは、はなはだ見当違いである。





にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
おかしい人の判定項目
posted by edlwiss at 17:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 豆知識

2009年12月12日

平均余命に対する誤解

平均余命という言葉だけで、その意味を自分で勝手に解釈する人は多いようだ。

そうは思っても、一度は調べてみたらどうだと思うのだが、意外になされていない。

やっかいなのは「間違っていますよ」と指摘すると、怒り出す人の多いこと。

これは、年齢層を問わずみられる。

具体的に、その誤りをみてみよう。

次に、厚生労働省発表の資料を示す。

heikinyomei.jpg


0歳の平均余命を平均寿命というが、平成18年の男の平均余命は79年である。

すると、仮に40歳の人の平均余命は何年かというと、

79-40=39

と計算して、40歳の人はあと39年生きられると解釈する人がいる。

果たして、表はそうなっているか?

40.25で、39ではない

単純に引き算をすればよいというものではない。

そういう考えならば、男の平均余命が79年なら、今79歳の人は引き算をすると、もう生きられないということになる。

いや、それ以上の年の人はどうなのだ?
100歳は?

79-100=-21

-21年て何だ?

少し、調べてみれば、単純な引き算のやり方がおかしいと気づくはずだ。

最近はインターネットの発達で、調べることも簡単になった。
電子辞書という便利なものもある。

少なくとも、間違いを指摘されて怒り出すなんてレベルの低い人はいただけない。

もちろん、教師も例外ではない。

ちょっと余談になるが、私がある中学校でドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」について説明していた時のことである。

私が「馬と人がいっしょになったような・・・」と説明すると、ある女子が「先生、あれは馬でなくて羊です」と言った。

私は「そうか、間違えていた。羊なんだなあ。ありがとう」と言ったら、後、その女子は私によく話しかけるようになった。

「この人は話を聞いてもらえる」

と思ったらしい。

私は、もともと年齢にかかわらず、自分が勉強したいと思っているから、たれからでも学びたいという姿勢である。
この気持ちは、年を追って強くなってきたように思う。

得意になって、教えてくれる子どももいる。
「そうか」
と言って、聞く姿勢をとると、子どもはますます得意になって説明してくれる。

これは、楽しいことでもある。

また、そういう時の子どもの目は輝いている。

(平均余命)
ただし、この数値は、現在の死亡状況が将来にわたって続くと仮定した場合のものである。医療の進歩や生活環境の変化によって、実際の平均生存期間は平均余命と異なってくる可能性は大きい。
提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




にほんブログ村 教育ブログへ



キャッシング無料案内→おまかせ紹介君

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村
posted by edlwiss at 12:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | 豆知識

2008年02月22日

格付け

格付けと言うと、大抵の人は格付け会社のことを想像すると思うし、それがいかなる力を持っているのかは知っていると思う。
学校の教員なら、もちろん周知のことと思うが、中にはよくわからないという人もいるかも知れないということと、復習の意味を兼ねて「格付けの意味」をまとめてみた。
また意味不明なコメントもあったので、確認の意味もある。


格付けというと、一般の人は格付け会社、すなわちムーディーズとスタンダード&プアーズの二大格付け会社を想像する人が多いと思う。

この2つの格付け会社の名前が、一般の人々の間によく知られることとなったのは、創業100年の歴史を持つ山一証券の破綻のニュースによることが大きい。

山一証券の経営危機についてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』にて詳しく書かれているので、そちらを参照されたい。

◆山一証券の破綻と格付け会社がどんな関係があるのか?

格付け会社、ムーディーズもスタンダード&プアーズも単なる民間会社である。
この両者は、独自に資料を集め、国債、社債など信用力を格付けし、評価しているに過ぎない。
しかし、なぜこれらの格付け会社の影響が大きいのかと思う人もいるかも知れない。
両格付け会社としては「我々は、一民間会社としてだれの影響も受けず独自に格付けをしているだけですから、参考にしたい人は参考にしてください」というようなメッセージ
しかない。

しかし、山一証券は破綻前にBBBの格付けを受けていたが、それが1ランク下げられてBBになったことで、会社の信用度が大きく下がり、破綻への影響を受けたとされている。
だから、山一証券の関係者が、これらの格付け会社に引き下げを待ってもらうように行ったとの話も聞いた。
だが、格付け会社としては「我々は、公平中立に格付けを行っています。外部のどんな影響も受けません」との返事しかもらえなかったと言われている。

では、なぜそれほどにこれらの格付け会社の影響はあるのか?

◆何のために格付けをしているのか?

格付けの意味は、投資家が投資先の安全度をみる指標につかっているもので、良い格付けの会社ほど破綻の可能性が少ないということになる。
そこで、低い格付けの会社は投資資金を集めるためには、利息を高く設定しなければならない。
投資家としては、利益を多く得たいと思えば、リスクを承知で格付けの低い会社へ投資することになる。
私の知る限りでは、かつてアメリカのある銀行で利率を25%にしたところがあるということを聞いたことがある。

◆ムーディーズやスタンダード&プアーズはなぜ、投資家へ強い影響力を持っているのか?

もう一度言うが、これらの会社は単に一民間会社として勝手に格付けをしているだけである。
なのに、影響力が強いのは、歴史と伝統に基づく信頼性である。
格付け会社は他にもあるが、何と言ってもこの2つの格付け会社は世界の2大格付け会社として君臨している。

◆格付けはどのようにして、行われるのか?

格付けには「依頼格付け」と「勝手格付け」があり、依頼格付けは、格付けをしてもらいたいという会社が格付け会社に、格付けに必要な資料を提供して格付けをしてもらうもの。
勝手格付けは、会社の依頼を受けていないが、公表されている資料に基づいて、各付け会社が格付けするものである。
一般に、勝って格付けの方が評価が厳しいとされている。

◆日本の国債の格付けが、先進国の中で最低、アフリカのボツワナより低いということが話題になった

山一証券の破綻で、日頃、一般の人々にはなじみのない格付け会社が知られることになったが、同時に日本の国債の格付け(ソブリン債)の低さに驚いた人も多かった。
下の図を見てわかるように、日本はボツワナより低く評価されている。
kokusaikakuzuke2.jpg
※赤線が日本国債の格付けの変化
ボツワナ国には失礼と思うが、しばしば「ボツワナより低い」などの言葉はよく使われる。

日本の国債格付けについては、国会でも問題になった。

kakuzukehyo.gif
※表では「保険財務力」という言葉が使われていますが、国債の場合は償還の信用力と考えてください。

にほんブログ村 教育ブログへ

ブログランキング

人気blogランキングへ



posted by edlwiss at 23:00 | Comment(1) | TrackBack(0) | 豆知識

2007年11月12日

電気機器の故障

マンションの上の階は湿気が少なく、電気機器には良いということを言いました。
これが、マンションに住みなさいというすすめではないが、電気機器の故障が多いと感じている人は湿気対策には注意した方がよいということなのです。

こういうことに気がつき始めたのは、一時、特に湿気の多いところに住んでいたからです。
そこは、一日中あまり日当たりはよくなく、湿気の多いところでした。
普通に生活している文には、特に湿気を意識することはなかったですが、ある日、スピーカーを見たらネットに何か粉をふりかけたような白いものを見ました。

始めは何かこぼした時についたのかなと思っていましたが、それはカビの一種ではないかと思うようになりました。

結論、湿気が多いところでは、湿気のために電気回路に影響を与えるということだけでなく、このカビのようなものが悪さをするのではないかと思うようになったわけです。

最近の電気機器は蛍光灯のような簡単なものでも、ICが組み込まれた電子回路が内蔵されています。
電子回路にはプリント基板が使われていて、部品が密に混在しています。
故障というのは、この電子回路部分でよく起きていると判断するようになりました。
蛍光灯器具だけでなく、電子レンジ、アンプなどにも被害が及びました。

現在のマンションに引っ越ししてから、相次いで電気機器の故障に気がつきましたが、中には復活したものもあります。
これは、湿気の少ない風通しの良い環境になったからだと感じでいます。

にほんブログ村 教育ブログへ

ブログランキング

人気blogランキングへ

posted by edlwiss at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識

2007年09月24日

くまのプーさん

『クマのプーさん(原題"Winnie-the-Pooh")』は、1926年に発表されたミルンの童話、及びその童話の主人公の、クマのぬいぐるみの名前である。童話の挿絵は、E・H・シェパードによって描かれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


原作は、作者の没後、妻が権利を相続し商品の販売が続けられたが、デイズニー社にも権利料を支払うことで、演劇やアニメーションが許可された。

くまのプーさん、クマのプーさん、または単にプーさんと呼ばれ、
プーさんのおもちゃ、ぬいぐるみ、パジャマなど多数商品化されている。

『クマのプーさん』は世界中に翻訳されており、作者の本国であるイギリスのみならず、多くの読者に愛され、親しまれている。

にほんブログ村 教育ブログへ

ブログランキング
posted by edlwiss at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 豆知識

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。