2013年04月04日

性格の見分け方

seikakuno.jpg本の紹介です。
初版が1996年1月20日とあるので、ずいぶん古い本です。
もう売っていないかと思い、Amazonで調べたらまだ売っていました。中古ではありません。

私が買ったのもかなり前のことですが、驚いたのは、友人に

「今から読む所で、誰か思い浮かんだら名前を言ってみてくれる?」

と言って、読んだらすぐにある人の名前を挙げました。
私の思っている人とピッタリでしたので、さらに驚いたことを覚えています。

A5版の240ページの本ですから、全部読んでもそんなに時間はかかりません。

ある人の名前が浮かんだというのは「性格の病気」という章で、

自己顕示性格・・・自己中心的ではったりのきくタイプ

というところでした。

そこを読んでから、実際に会った時チャックすると納得するところがいくつかありました。

人を簡単に分類できるものではないと思いますが、それでもタイプとか傾向というものがあるということがわかりました。

私は仕事がらいろいろな人と話をすることが多いので、このような心理学の本を読んでおくことは役に立ちます。

人によっては、話をするのがムダという人もいます。

何か冷たいようですが、時間は無限にあるものではないので、やっかいな人に時間をかけすぎるのは、常識のあるまともな人にかける時間が少なくなってしまうということがあります。

しかし、子どもの場合は別です。

子どもはまだ人格を形成している途上なので、可能性があるからです。

まさに鉄は熱いうちに打てです。

冷めてしまって、間違いを訂正できない人、根拠のないことを勝手に結びつける人、事実でないことを自分の都合でつくりあげて話をする人などは手を出さない方がいいのです。

世の中にはいろいろな商売をやっている人がいますが、いわゆるプロである商売人はそういう見切りをしっかりやっています。

特に、現在はデータベースの時代ですから、顧客管理のリストにABCでランク付けして管理しています。

今回紹介の性格の見分け方は買っておいて損のない本だと思います。





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2010年02月01日

インターネットはからっぽの洞窟

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internet_karappo.jpg
クリフォード・ストールなつかしい名前を思い出した。
10年以上も前になるが、新潮45という雑誌にこの人の文章があった。

「インターネットは便所の落書き」とも言っていた。

何だか知らないが、インターネットの悪口ばかり書いてあったという記憶で、この人物のイメージは悪くなった。

今思い出したというのは、まだこういう本が出版されているんだと驚いたこと。

テレビも悪者になったことがあった。
(今も、テレビの悪口を言う人がいるかも知れない)

だけど、私がいいたいことは「視点が違っていないか」と言うことだ。

インターネット自体は便利なものだ。
インターネット自身が悪く言われるところは何もないと思う。

悪いところがあるのなら、それを使う人間の問題だ。

テレビだってそう。
テレビ自体が悪いのではなく、テレビに送り込むソフトの問題だ。
番組の質の問題だ。

便利な道具を悪く言うのは、包丁で殺人があったので、包丁は危険だと言っているようなものだ。

この著者は、インターネット利用の悪い面をさんざんまくし立てて、インターネットなどやめた方がいいとばかり言っているくせに、最後には
誤解しないで欲しい。何も僕はインターネットを目の敵にし、そこから全く回避せよといっているわけではない。むしろ、使い方ではこんなに便利なものはないと思っている。どのように使い、つきあっていったらいいのかを考えたうえでの、その可能性はいくらでもあるはずだ。

こんなことを言っている。
いや、前文では、確かにインターネットを目の敵にし、やめろと言っている。

だから、支離滅裂。
統合失調症かも知れない。

ということで、興味のある人は読んでみてください。

そして、ちょうどこの時の新潮45で思い出したのは、名前は忘れたが、大学の先生で、これまたパソコンの悪口を書いていた人がいた。
新潮45の編集者がどういう意図で、この投稿を載せたのかはわからないが、この大学の先生の言うには

パソコンなんてだめですよ。私はかつてPC-8001がいいと言うので、買ってBASICとやらを使い始めた。すると、今度はPC-9001が出て・・・ついぞ使い物にならなかった。
パソコンなんてものは金を使わせるばかりで、くその役にも立たない。こういうものを作って売るばかりのメーカーは・・・


なんてことがタラタラ書いてあった。
何のことはない。自分が挫折したということを書いたにに過ぎない。

自分がマスターできないものは、価値のないものなのか?

ずっと視野を広げてみれば、パソコンを利用してうまくやった人はたくさんいる。
私の知っている人にも、挫折した人たちはいたが、パソコンの悪口を言っている人はいなかった。

そう言えば、もっと傑作なのは、視聴覚の大会で講演を頼まれた、大学の先生が「わたしも一太郎を買ってインストールしましたが、ちっともうまくいかない。あんなものは買わない方がいいですよ」と言った。
これには、驚いた。
視聴覚の大会に来て、ワープロを使うな、しかもそのころ最も評価されていたワープロである。

その後、その先生はどうしたのだろうかと思うけど、道具が悪いのか人間が悪いのかはよく見極めるべきだろう。



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2009年12月10日

知られざる真実

sirrezarusinnzitsu.jpg植草一秀氏を覚えているだろうか。

痴漢の疑いでで逮捕され有罪となった経済学者である。

痴漢にしては、逮捕の過程がしっくりしなかった感じがある。

人は信じたいことを信じる

と言った人がいるが、人々はこの事件をどう受け取っているのだろうか?

刑事事件に関わって、弁護士にやっかいになる人は、事件多しといえども、日本全体の人口から見たら少ないであろう。

だからこそ、この司法の世界は見えにくいとも言える。

ある弁護士が「経験しないとわからない」と言った。
そういう意味では、経験のないモ者が、信じたいものを信じるの感覚だけで終わっていては、この国の真実はいつまで経っても見えてこないだろう。

少なくとも、私たちはマスコミの報道だけで、内容を鵜呑みにしないようにしなければならない。

最近話題になった菅谷さんの足利事件も、間違っていました・・・再審を行います・・・さっさと無罪判決を出して終わりましょう・・では納得できないと、菅谷さんが主張する意味をよく考えなければならない。

あなたは、植草一秀氏を好きですか?嫌いですか?

人は会ったこともない人を、好きだ嫌いだ、虫が好く好かないなど勝手にとらえるが、それがタレントの好き嫌いならならともかく、裁きや判定はそういう私的感情を抑えて、自分の心にある正義感や公平感を最大限に発揮して結論を出さなければならない。

教職にある者は、なおのこと、そういう姿勢が大切である。

世の出来事を、先入観なしに見る力を養うためにも、植草氏が好きか嫌いかに関係なく、一度読んでみることは意味があると思う。

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2009年11月17日

脳内メーカーって何ですか?

nounaimeekaa.jpg脳内メーカー(のうないメーカー)とは、名前を入力するだけで、脳内を表現したとする図を表示するウェブ上のサービスのことである。2007年6月16日にうそこメーカーによって公開され、2007年9月下旬までに4億5000万アクセス、10月11日までには5億アクセスを突破している。うそこメーカー版の脳内メーカー以外にも多数存在している。

2007年11月、第12回目となる「Web of the Year」の話題賞とエンターテイメント部門にノミネートされた。

提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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2009年11月14日

この人はなぜ、自分の話ばかりするのか

konohitoha.jpgこっそり他人の正体を読む法則
ジョーエレン・ディミトリアス著
富田香里=訳

著者は陪審員を選ぶという経験を通じ、人を観察し性格を見通す経験をしてきた。

要するに、外見から人の性格を判断するには、人をどのように観察すべきかということを書いている。

外見とは、服装や化粧、身につけているものと、ボディーランゲージという、その人の行動の二つである。

人の性格を見抜くとは、外見を観察し、ジグソーパズルのチップをあてはめていくようなものだと言っていると思うが、それらのチップは大小様々で、ここだというところが違っていたということがあるように、自己の狭いものさしだけで判断すると、誤ることがあるという。

たとえば、黒めがねをかけているから、人目をしのんでいると思ったら、目に障害を持ったため強い光線をさけているだけだったということもあるというようなものだ。

この本で、私が印象に残っている部分は、

性格を決める三つのポイント

1.思いやり度

2.育った環境

3.人生への満足度

というところ。

そして、思いやりの強い人ほど、寛大で公平、誠実、穏やかで愛情に溢れ、家族思いで人を許すことを知っており、人間のもろさがわかってい。
また、こういう人はものごとを鵜呑みにせず、好奇心旺盛で我慢強い。
さらに、正しいことをしたいと思っているので、ものごとを決めるのに時間がかかることがあるという。
その理由は、誰も傷つけたくないと思い、誠実であろうとするからと言っている。

ということは、人として思いやりが強いとはとても大切なことだということになる。

自分の日ごろの接触はどうかと考えると、反省されられるところがある。
もっとさかのぼると、子どもに冷たかったように思うできごとが浮かんできて、すまなかったと思うこともしばしばである。

育った環境も性格に影響するというが、貧しかった人は常に心の中に飢えの感覚が離れない傾向にあるという。

物質的に恵まれ、欲求が満たされてきた人は、自信があって、気持ちが安定しており、親切で寛大、率直で忍耐強く、人を許すことを知っているというが、自分から努力せず何でも与えられてきた人は、なんとしてもあることをやりとげようという気概に欠け、実利的で自分本位になる人もいるということだ。

目標を達成しなかった人は、被害者意識を持ちやすく、すぐ人のせいにしたり、怒ったり恨みがましかったりネガティブで悲観的になりやすい。
あまり勤勉ではなく、批判的で皮肉屋になる人もいるという。


教師をしている人は、読んでおくとためになるだろう。

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2009年10月15日

川上未映子 おもしろい

hebun.jpgNHKのスタジオパークという番組はゲストを招いて、人物を紹介する番組だ。

川上未映子は芥川賞受賞の33歳の女性作家。

番組を視て笑ってしまった。

飾らない率直なしゃべりと独特な感性がおもしろく、笑ってしまった。
実に痛快で、楽しい人だ。

過去のことを聞かれると、好きな本として教科書が出てきた。

教科書が好きなので、授業より先に全部読んでしまったという。

活字そのものが好きだという話では、るいう感じを見ると、木が囲まれていて面白いと感じたという。

木が囲まれて困っているのかと思っていたという発言にも笑ってしまった。

自分の感じていることを率直に語るところは、面白いだけでなく、まわりをさわやかにする。

著書を読んでみたくなった。

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2008年11月29日

すぐれた方法は意外にシンプルである


それでも私は優れた本だと思う。

英会話学校に行かない人ほど、うまくなる
について、私は好感をもって買ったのだが、アマゾンでのいくつかの書評を読むと、これは意外、評判がよくない。

だが、どの評も「この本に書いてあることは正しい」としている。
それではなぜ、評判がよくないのだろう?

もう少し書評の中に書いてあることに注意してみると、書いてあることが、あたりまえのこと、シンプルであるとのことらしい。

「そんな簡単なことわかりきっている」
「今さら、わざわざ言われなくても・・・」

と言いたいのだろうか?

もし、この本を、英語についてはすごくハイレベルの人、例えば外語大の教授クラスの人が読んだら、どう批評するだろうか?

恐らく、よい評価をするのではないかと思う。

私は、日本サッカーがプロになったころを思い出した。
今は世界に飛び出して競技している日本のサッカーも、当時はプロと言えどもレベルはかなり低かったと思う。

日本サッカーを強くしようと、海外から招聘した指導者にオフト監督という人がいた。
そこで印象に残っていることがある。

オフト監督は、選手たちに

「君たち、ボールはこのように蹴るんだよ」

と教えようとしたら、選手たちは笑って

「おいおい、俺たちはプロなんだよ。今さらボールの蹴り方なんて・・・ちょっと、あなた(気は確かですか?)」

という態度をとった。

私がおもしろいと思ったのは、レベルが低いときはプライドが高く、レベルが高くなると、コーチのどういう言葉に対しても素直になるということだ。

サッカーに卓越した人たちは、当時の日本サッカーがなかなか強くならない問題として、このような「俺たちプロになんてこと言うんだ」という態度を問題にしていた。

このサッカーのことが私にとって印象深いのは、私自身も指導者の1人として楽器を指導してきたのだが、やはりレベルの低いところほどプラドが高いという現象を身をもって経験してきているからだ。

テレビに登場するような、スポーツやその他の世界のスーパースターは決して偉そうなことを言わない。

今や、かなりの分野で指導技術は確立しているものと思う。
だから「うまくなるには」の答えは、意外にシンプルなのだ

問題は、そのシンプルなことを如何に自信を持って言えるかである。
また、そのシンプルなことを誰が言っているのかである。

「君、英語の上達は多読だよ」

と私が言ったところで、ほとんど誰も聞く耳を持たないだろう。

だが、別人の氏が言うと、これが違って重みを持つのである。

今年の流行語大賞の候補?かなという

「あなたとは違うんです」

は名言かも知れない。

私はこの英語勉強法で著者が、非常にわかりやすくシンプルに語ってくれることで、英語勉強に対する迷いがなくなると思うのである。

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2008年11月27日

英会話学校に行かない人ほど、うまくなる

eikaiwa.jpg
書店に行くと、奇をてらったタイトルをつけたり、既存の方法を否定することにより、受けをねらって売らんかなと思われる本を見つけることがある。
そういった本は、それでは結局どうすればよいのかという具体的な方法が書いてない。
しかし、本書はそういう本ではない。

タイトルからすると、一見、受けをねらっただけの本かなと思った。
少し立ち読みをしてみると、著者の体験から具体的に、既存の方法の欠点が書いてあって、ただ批判するだけでなく、きちんと根拠も述べられていて説得力がある。

そんなにページ数の多い本でもないので、買ってきてその日のうちに読んでしまった。
よかったと思う本でも、1回読めばいいというものもあるが、本書は一応手元においてもいいかなと思う。

著者の主張と根拠、それではどうすればよいのかということが、わかりやすく記述してある。

もっとも「学問に王道無し」という言葉は生きており、怠け者が簡単に英語をマスターできる方法を伝授するというものでもない
そういう怠け者は、奇をてらっただけの本の餌食になるというものだ。

私自身、怠け者の部類に入ると思うが、問題は「こんなことやっていていいのか」という不安にかられ、一向に出口のわからないところをさまよって孤独になっている心境から、希望を見出してくれただけでも嬉しい気がする。

私はこの本の指針に従って、根気よくやってみようと思った。

ところで、奇をてらうということは、現役の指導者にも言える。
中学生ぐらいだと、何か変わった先生が人気を呼ぶことがある。

変わった先生ということ自体は問題ではないが、受けをねらうだけで、カリキュラムがあるのかないのか不明で、生徒に少しも実力をつける指導力のない人は問題だ。

人間の教育と学校の予備校化で、まじめな先生は苦しむところであるが、さしあたって、子どもの直面する問題を突破する指針を与えられないような先生も困ったものだと思う。

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2008年10月03日

他人を見下す若者たち

taninwomikudasu2.jpg
まず、この本の表紙を見るとマンガが描いてある。

「オレはやるぜ・・・」

「何を?」

「何かを?」

これには笑えた。
この本の内容を短く的確に表している。

他人を見下す若者たち 速水俊彦
のタイトルの下には、

・自分に甘く、他人に厳しい
・すぐにいらつき、キレる
・「悪い」と思っても謝らない
・努力せずに成果が欲しい
・無気力、鬱になりやすい

とある。

もうこれだけで、この本の内容はわかってしまうような気になってしまうかも知れないが、著者は単に自分の印象だけで語っているのではない。

大学の先生らしく、調査をし、その分析から語っている。

ある大学院生は、客観的に見れば研究が進んでおらず、学術誌に論文が掲載されたこともないのに、指導教授に奨学金や就職の推薦書を書いてください、と何の躊躇もなく求めてくる。
本文より引用

なんてところを読むと、うん、なるほどそういう雰囲気だと実感が湧いてくる。

昔のことだが、小学校に優良賞というのがあって、年度末に何人かが表彰されるというきまりがあった。

賞状と景品をもらっていた。

「右の者は成績優秀で、行いも正しかったからこれを賞す」

と賞状に書いてあった。

このように、○○だから□□するという因果関係を思考できない人が近年増えてきたような気がする。

大変な借金を作ってしまった、どうしようと考える人は普通だと思うが、ますます借金の深みにはまって行く人の中には、莫大な借金を作ってしまった過去の事実と、これから自分のやろうとすることは別だと考える、いや、同じやり方をしていればますます借金がかさむという思考に至らない人がいる。

「そんなことをすれば、また借金が増えるぞ。差し押さえで家も何かもなくなるぞ」

と言ったって

「すぐ、そういう脅しを言う!そんなことになるわけがない」

と返ってくる。

債権者は借金の取り立てをするということに結びつかないのだ。

どういう環境がこういう人間を育てるのだろう?

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2008年09月24日

生きることば

よく、他人のことを好きだとが嫌いだとか言う話を聞く。

私も好き嫌いはあるが、極力先入観を廃して人をみようと努力している。

瀬戸内寂聴氏は誰がどう思っているのかわからないが、教育テレビでの話を聞いていたとき、私の心に強く残った言葉がある。

それは、見返りを期待しないという言葉だ。

ある夫婦の話だが、旦那が病気の床についてから、何年もの間奥さんは介護をしていた。

ある時、奥さんがその旦那に「私はあなたのために、自分の人生が犠牲になった」とのことを言ったそうだ。

その後、病床の旦那は自殺したという。

この奥さんは、介護しながら、いつか治ったら・・・という見返りを期待していたのだろう。

私は他人に対して「見返りを期待することは悪いことだ」とか「見返りを期待するな」とは言わない。

しかし、自分では「・・・したらきっとよいことがある」などと言う心は捨てて対処したいと思っている。
それは、そうすべきとかいう問題ではなく、自分がそういう人間になりたいからだ。

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2008年01月12日

なぜ日本の教育は変わらないのですか?

nazenihonno.gifグレゴリー・クラーク著
東洋経済新聞社

著者はオックスフォード大学で地理学・民俗学を学び、オーストラリア外務省に勤務、オーストラリア国立大学大学院で経済学を学んだ後、「ジ・オーストラリアン」紙東京支局長、豪首相内閣府調整委員会を歴任、上智大学教授、アジア経済研究所開発スクール学長、多摩大学学長を経て、現在多摩大学名誉学長。

著者は26年という長きにわたって日本の教育に携わってきた経験から、日本の教育の問題点を指摘している。

著者は日本が好きだと言っているが、幼稚園から小学校、中学校、高等学校、大学と進むに従って問題が多いと言っている。

日本の教育は優れた面を持っていながら、文部科官僚は意図的に日本の教育を殺そうと企画しているかのようでもあると。

受験地獄、学歴社会、勉強しない大学生、身につかない英語教育。
大学入試の英語は害が多く、高校から英語教科をはずせとまで言っている。

日本に長く住んで、自分の子どもも日本の教育を受けさせた著者の視点を教育改革に生かしたいものである。

現場の先生も、今、日本の教育の何が問題なのかを客観的にとらえるための良書であると思う。

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posted by edlwiss at 23:45 | Comment(2) | TrackBack(1) |

2007年12月27日

2020年の日本からの警告

「2020年の日本からの警告」川又三智彦 著・光文社刊は、現在の日本経済の状況並びに、これからの10年を予測する内容で、資料に基づいた説明は説得力がある。

その時は突然やってくるのかも知れない。

一番の問題は、もう何十年も前から予測されたことなのに、政治は何も手を打ってこなかったことだ。

では、これから政治は何か手を打とうとしているのか?
とてもそうは思えないところは、もっと問題だろう。

政府の発表によれば、2011年までにはプライマリーバランスをゼロにすると言っているが、ここにきて、その目標はほとんど絶望的と言ってよい。

万が一、それが達成されたとしても、借金が消えるわけではない。
以前として、国と地方を合わせた約1000兆円の借金はそのままである。

改革には官僚の抵抗があると言っているが、一体、官僚は何を考えているんだろう。
国民の預貯金は1500兆円と言われているが、その貯金を投入すれば借金は消えることになる。

それを実施することは、国民から財産を没収するということである。
いや、すでに、年金問題と同様それら国民の財産は使われてしまっているのかも知れない。

そのような疑いを持つのは、未だかつて、政府は国民の前にサイフの中身を明らかにしていないからだ。

間違えてはいけないのは、国家破産は国家消滅ではないということだ。
国家破産しても、国は存続する。

国が危機に陥ったときは、国民を犠牲にして再生していることを忘れてはいけない。

ともあれ、書いてあることの内容が理解できるのか、疑問が出てくるのか一度は読んで見た方がよいと思う。

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2007年12月24日

瀬戸内寂聴

私は瀬戸内寂聴さんの本をそんなにたくさん読んだわけではないけれど、この人から一番教えられたというか強く心に残っているのは、無償の愛です。

世の中には、何でも勘定づくでなければ考えられない人もいるようです。
こうすると得だ、ああすると損だとか、これこれのことをしておくと後にいいお返しがあるからとか、出てくる言葉の端々に損得が出てくる人がいます。

交通事故があった場所や犯罪のあった場所に、花や品物をお供えする人がいます。
それが、故人とは無関係の人が、そうした行為をしています。
こういうことにはとても心打たれます。

寂聴さんの話の中に、病気の夫の看護をして何年も過ごした奥さんの話がありました。
奥さんは看護疲れして、ある日、病気の旦那に「私はあなたのために人生が犠牲になった」というようなことを言ったそうです。
そうしたら、旦那様は数日後、自殺してしまったということです。

何とも言えない話でした。

人は生まれてくるときひとり、死ぬときもひとり、どうしたってひとりだし、どんな人生を過ごしたとしてもいつかは死を迎えます。

約80年が長いか短いかは人によって感じ方は違うでしょうが、宇宙の歴史からいったらちっぽけなものです。

そのちっぽけなものの中で、自分さえという欲得で生きるのもその人の人生観でしょうが、私はすごく嫌だと思います。

動物が子どもを大切に大切に育てているところを見ると感動しますが、親は子どもから見返りを期待してやっていないからよけい感動するのかも知れません。

野良猫にえさをやっている人もいますが、これも野良猫からは見返りを期待しているということはないでしょう。

私はまだ心ができていないので、つい「こうするときっといいことがある」などと考えてしまうことがありますが、そういう心がふと湧き上がった時は、無償の愛という言葉がどこともなく聞こえてきます。

年末ですが、無償の愛の助け合いができたらと思っています。

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posted by edlwiss at 14:40 | Comment(0) | TrackBack(0) |

2007年10月05日

思い出トランプ

「思い出トランプ」とは向田邦子の短編集だ。
日常、どこにでもあるような人間生活の一部分を、ごく自然に描いているのに、読者を引きつける強い魅力を持っている。

私にも見栄というものがあって、人と接するとき、何か格好をつけてしまいやすいところがある。
色んな人と話しをすると、買い物で交渉がうまくいって、すごく得をしたというような話から、ゴルフは80台で回ったとか、とにかく「俺はすごいんだ」という話がお互いにかなりある。
帰宅してみると、自分もつい張り合って「すごい」の競争をやっていたなあと思い、まだまだ未熟な証拠だと、恥ずかしい思いをしながら反省する。
こういう、人として垢をいっぱい持った心でで接するせいか、向田邦子の小説を読むとドキッとさせられる部分がいくつか出てくる。
小説家というのはいかにすごい文章を書くのかと思っていたが、読み始めると文章そのものは至って普通の文章で、さまざまな人間模様をわかりやすく描いている。
だが、描かれている内容が読み手にぐんと迫ってくるのは、やはり並の物書きではない証拠だろう。

「犬小屋」ではカッちゃんという魚屋の小僧、影虎という名の秋田犬が登場し、カッちゃんが影虎の小屋を作る何でもないシーンを、何気なく、テレビのファミリードラマを観ているように読み続けていくと、それがあとで「なるほど」といった感じにさせられる。
しかし、そこには何も作為的なところは感じられない。
自然に、持って生まれた文才のような気もする。

季節は「読書の秋」である。日曜日の何の予定もない気軽な時間に、秋の空気を感じながらコーヒーを片手に読んでみると、明日の活力が湧いてくるような短編小説だと思う。

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2007年09月26日

人間を幸福にしない日本というシステム

ningenkohuku.jpg新しい内閣が発足した。今、日本には年金、財政、格差など様々な問題がある。しかし、それらを改革するのは結局我々国民でしかない。
まだ日本には民主主義が定着していないという人もいる。それは、長い間に染みついた「お上意識」から脱却できないということかも知れない。
とにかく、行政に意見することは、目上を批判することのように、いわゆる「たてつく」とという言葉で表現され、公務員は「国民への奉仕者」であるにもかかわらず、意識としては「国民の上に立っている」というものから脱し切れない人もいる。

古い著書であるが、今一度、カレル ヴァン・ウォルフレンの人間を幸福にしない日本というシステムを読んでみるのもいいのではないかと思う。

日本人は、行政から理不尽にあってもその怒りはせいぜい1ヶ月続くだけで「まあ、ひどいめに遭ったのは俺だけではないから」とか「しかたがない」で済ませてしまうと某氏が語った。
我慢強いと言うのか、優しいというのかこれをダチョウの避難動作と同じという人もいる。ダチョウは危険に遭うと、頭だけを地面に隠し、危険が通り過ぎるのをじっと待っているそうだ。
いざとなれば国が何とかしてくれるというお年寄りもいる。そのお年寄り自身も戦争直後に預金封鎖で財産をすっかりなくした経験を持つ。そして、せっせと郵便局へ通い簡保へお金をつぎ込んでいて、郵便局は国がついているから安心だという。そして、外国の金融機関に対して「外国は危ない」という。
また、何らかの原因で不利益を被った場合は「しかたがない」で済ますのだろうか。
著者は、日本人の「しかたがない」の論理では何も進まないと言っている。

カレル ヴァン・ウォルフレン
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)

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