2013年08月23日

近頃の「保険特集」

今回は、ファイナンシャル・プランナーとして記事を書きます。

本屋に立ち寄ると、時々「保険特集」なるタイトルの本をみかけます。
どんなことが書いてあるのか見ると、その内容に呆れました。

原稿を依頼された執筆者がひどいのか、記者の能力が低いのか、どうかわかりませんが、本を買った人が信じてしまったら罪じゃないかとさえ思います。

■終身保険は入るべきではない?

こういうことを言っている専門家(?)がいる。

理由は、保険は保障のの必要な期間だけあればよいという意見(考え)。
例えば、子どもが自立できるまでに、もしものことがあったらという期間だけででよいというもの。
一生を保障する終身保険はムダと言っている。
そして、一生を保障する終身保険に保険料を払うより、貯蓄に回したほうがよいというのである。

これは、専門家の意見とは、とても思えない。
もしかしたら、雑誌記者の記者が乏しい知識で書いたのではないかと考えてしまう。
記者が書いて、何か肩書のある人には名前料だけ払っているということはないか?

そうすれば、雑誌社も専門家(?)も共に都合のよい関係になる(?)。
しかし、それは素人を騙すことになる。
これは、最近の景品ごまかし事件を思い出してしまうものだ。

本当に専門家が書いたとすれば、それはもはや専門家とは言えない。
もっとも、最近は「プルトニウムは飲んでも大丈夫」などと言う専門家もいるぐらいだから、専門家はなんぞやという疑念を抱く。

syusin2.jpg


いきなり「終身保険はいらない」などと言う意見がおかしいのであって、それは「自家用車はいらない」なんて言っているようなものである。

都会で公共交通の発達しているところは、自家用車も必要ないと言えるだろうが、過疎地では自家用車がなかったら街に出て行くことができない。
このように、保険が必要か必要でないかは、その人の環境による。

そもそも、保障は必要な期間だけで、あとは貯蓄にした方がよいと言う考えも甚だ疑問。

終身保険は、図に示すように、死亡保障は一生で、保険料払込期間もある年齢で終了する。
保険の知識がない人は、満期という言葉を出すが、終身保険に満期はない。
(保障は一生である)
保険料の払込が終了する時期があるだけである。
そして、保険料払込終了後も一定の利率で利息がつき、払込保険料は増加する。

終身保険は死亡しないとお金がもらえないと思っている人もいるようだが、そんなことはない。
解約すれば、いつでも現金が入ってくる。
もっとも、契約開始から数年ぐらいで解約してしまっては、損をする。

保険だから、死亡しない限り、払った保険料より多く戻ってくるはずはないと思っている人もいるようだが、図を見てわかるように、解約時期により返戻金は支払った保険料より多くなる。

現在、銀行預金の利息は1パーセントに満たない。いや0.1パーセントに満たないものもある。
それに比べると、終身保険の利息は低い会社でも1.5%はあるだろう。
高いところでは3パーセントもある。

■終身保険の使い方

生命保険というと、もし自分が死亡したら家族のためにという考えがあった。
しかし、それは昔の考えであり、今日では「自分が生きるための保険」である。

若い頃は、家族や配偶者のためを思って契約するが、保険料支払い終了後は高い利息で、支払った保険料が増加することを利用して、老後の年金として活用するのが普通の考えである。
銀行のほとんど期待できない利息をあてにするより、生命保険の方がはるかにお金は貯まるのである。

生命保険は解約返戻金を睨みながら、適当な時期に年金に移行することもできる。
原資によっては、終身年金にすることもできる。

現在、終身年金を払う仕組みがあるのは国の年金か生命保険会社しかない。

立派に製本されて、タイトルに「生命保険特集」と書かれて書店に並ぶと、それだけで信用してしまいがちにもなるだろうが、記事を鵜呑みにせず、自分の頭で納得できるまで考えること、あるいは信頼できる専門家に説明してもらうことである。

言い難いことであるが、生命保険のセールスマンとて生命保険がわかっていない人がいるのも注意である。
現在はそれ相当の知識がないセールスマンは淘汰されてきたという経緯がある。
しかし、最近会ったセールスマンは、なんと20年以上の経歴がありながら、保険のことがわかっていなかった。
これには、正直驚いた。契約者はどういう人たちだろうと思う。





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おかしい人の判定項目
posted by edlwiss at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保険

2012年06月13日

騙されない保険

damasarenaihoken.jpg騙されない保険は、週刊 ダイヤモンド 2012年 4/21号 [雑誌]の特集です。

保険契約で騙されたと思う前に、正しい保険の知識を身につけることが大切である。

保険に関してのトラブルは、契約者が自分の入っている保険について知らない(知識がない)ことが原因のひとつである。
事故が起こった時、保険が役立たないとわかると、契約者の不満が起こりやすい。

私は最近、自動車事故に遭って保険のお世話になった。

怪我はなかったものの、車はひどく壊れた。全面的に相手の過失であった。

修理代の見積もりは、保険会社の査定で約40万円であった。

ところが、私の車は11年を経過しているということで、車両価値が低く15万円しか保険金は支払われないとのことであった。

だが、無過失事故に関わる特約をつけていたので、結局、差額の25万円も支払われることになり、修理査定額の満額の40万円が支払われることになった。

保険には約款があり、さらに保険証にも細かく規定が記載されている。
これらを読む人は少ないだろうが、私は全部に目を通す。

保険契約をする際は、契約者が約款の記載を承諾したということで、署名、押印をするのであるが、代理店は重要事項の説明と言って、特に契約者に不利となる項目については、説明をしなければならないことになっている。

損害保険と生命保険

損害保険と生命保険の違いを知っているのは社会人の常識だろう。

その上で、保険の目的を考えるのは、初歩の初歩である。

私の過去のブログ、子どもにウソを教えてはいけないに記述した以下の文章を再び取り上げてみる。
「交通事故を起こさないように」
と言われるのを、普通の知能を持った人間は、その高度な知能によって「絶対に事故を起こさないという決意を持って、最大限の注意を払って運転する」という意味だと解釈します。

これは「人はどんなに注意しても、過ちをする」
ということを語っている。

つまり「過失」である。

自動車保険は損害保険であるが、損害保険は過失に対する保険である。

もっと詳しく言うと、損害保険が適用されるのは「急激」かつ「外来」の事象に適用されるものである。

だから、故意経年変化による疲弊については適用されない。

しかし、他人の物を壊した場合は、故意か過失に関わらず、法律上は民事上の責任賠償責任が発生する。

相手に対して償いをしなければならないということだが、故意では保険金が支払われないということだ。

故意に壊したのに、過失と言って保険会社に保険金請求をすれば、詐欺罪である。

自動車事故の場合、加害者は損害賠償を求められるが、責任はこれだけではない。
刑事責任行政上の責任を問われる。

だから、自動車事故で加害者になると、民事責任、刑事責任、行政責任の三重苦になるわけだ。

しかし、ふつうは相手に対して、車を修理して償うということで、相手はそれ以上の責任を求めないので、刑事責任まで問われることは少ない。
行政責任は警察の管轄で、減点や免許停止などの処罰である。

最近、車の暴走で通行人の被害が出ているが、警察は刑事責任と行政責任を追及しているわけである。
告発が過失か故意かで、罪は大きく違ってくる。

故意と判断された時、死者が出ている場合は、殺人罪に問われる可能性もある。

その場合は、当然、民間の保険は適用されないから、多額の賠償金を遺族から請求される可能性がある。

自動車保険の保険料が高くなる

保険会社は、自動車保険の保険料を引き上げようとしている。

それは、現在、自動車保険は赤字だからである。引き上げ方の主なものは以下。

・保険料の引き上げ方は、年齢区分をさらに細かくして、事故の多い年代層の保険料を高くする

・一度事故を起こすと、従来は3等級割引が下がったが、今回の変更は「事故あり等級」という項目を増やす

問題は、この自動車保険料の引き上げで、無保険の運転者が増えるのではないかとということ。

現在でも無保険車は1千万人ぐらいいると言われている。
事故の相手が無保険で、支払能力もなかったとしたら、自分に責任がなくても、賠償金は払ってもらえなくなるだろう。

そういう場合も考えて、自分の加入する保険で対処しておくことが大切である。

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posted by edlwiss at 17:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保険

2011年05月14日

雑誌の特集に気をつけよう〜間違った保険説明

私は書店の近くに住んでいることもあって、よく立ち読みをする。
(ご高齢の店主が店番をしているので、たまには買ってあげないと思って、結局はよく買っている。)
seimehoken.jpg

もう10年ぐらいになるかと思うが、私はファイナンシャル・プランナーなる資格をとった。
きっかけは、金融ビッグバンで経済、金融の話題が多く、それに刺激されてとったものである。

周りの人からは「先生だから、試験のプロでしょう?」と言われ、嫌味に聞こえた。
まあ、合格して当然だと言われているようなものだ。

合格の手順は、所定の講義を受けて単位をとる。次に筆記試験とレポートである。
試験とレポートの合計点で合格が決まる。

一応合格したのだが、ファイナンシャル・プランナーは一度合格すればずっと資格があるわけではなく、2年毎に所定の単位をとらないと継続できない。
単位をとる方法は、単位が認定される講習や試験による。

こういう資格をとったせいで、以来、経済や金融に関心を持つようになった。
テレビも経済に関する番組をよくみるようになったし、為替レートなどのニュースも気になるようになった。

ところで、近年、国民の保険に対する関心が高くなったようで、単行本もかなり出版されている。
雑誌も特集を組むことが多くなったようだ。

それで、知識の補充ということもあって、立ち読みをするのだが、最近は記事を読むとドキッとすることがある。
それは「あれっ、おかしくないか?」と思うからである。

本に間違いはないだろうという先入観があるから、読みなおしてみるのだが、やっぱりおかしい記事がある。
それも、基本的なことの間違いである。

例えば、今回、驚いた間違い記事は「終身保険は得というのは間違い、保険は(安い)定期保険に入っておくのがよい」と堂々と大きな見出しで出ている。

日本人の保険加入率は非常に高く、現在は少し減ったと言われるが、それでもかなり高い。
ところが、自分の保険がどういう保険であるかを理解している人は10人中1人程度と言われている。

つまり、自分が買ったものが何であるか、ほとんどの人が知らないというのが、保険という買い物なのである。

そこで、今回、ファイナンシャル・プランナーとして、終身保険をできるだけわかりやすく説明してみようと思った。
(これも、説明のトレーニング)

保険は、三種類のお金が関係しているということを理解することがポイントである。

保険金・・・被保険者(保険の対象となる人)が死んだ場合、もしくは余命6か月以内と医師から宣告された場合にもらえるお金(リビングニーズ契約)。

保険料・・・保険に加入することで毎月、あるいは半年、一年という単位で保険会社に支払うお金。

解約返戻金・・・加入していた保険の契約を解消する(解約する)ことでもらえるお金。

どうだろう。この三種類のお金の違いはわかっていただろうか?

銀行に毎月一定額を払って、お金を積み立てていく定期積立をやっている人もいるだろう?
毎月、お金を払っているのに、保険と定期積立はどう違うのだろう?

毎月1万円ずつ払うことを考えると、定期積立では1年で12万円、8年で96万円払うことになる。
それだけ払ったところで、銀行が100万円にして返してくれたら、4万円銀行が利子をつけてくれたことになる。
(現在はそんなに利子をつけてくれないが)
いわゆるこれは貯金なのである。

保険も同様に毎月1万円払って行ったら、8年間では同じく96万円払うことになる。
では、保険会社はこの8年後にいくら払ってくれるのか?

答えはいくらも払ってくれない。1円も払ってくれない。
でも、この8年間の間に被保険者(保険のターゲットになっている人)が死んだら、500万円払ってくれるのである。
8年の間にいつ死んでも500万円払ってくれるのである。

契約した始めの月は1万円しか払っていない、その直後死んでも500万円払ってくれる。
8年後の96万円払ったところでも、死んだら500万円払ってくれるということである。

では8年経過後はどうなるのだろう?

銀行の場合・・・100万円もらったところで、銀行との関係は終わる。
保険の場合・・・終身保険では以後も、死んだら500万円もらえるという関係は続く。

ということである。
払い終わった後は、保険会社には1円も払う必要がないのに死んだら500万円払ってくれるわけだ。

さあ、どちらが得と考えるか?

500万円は魅力だが「死んだら」ではね。自分が死んだらじゃあもらったって・・・という考えになる。

でも、保険には、もうひとつのお金「解約返戻金」というものがあるのです。
解約返戻金は、死ななくてももらえるお金です。

ということは、解約したらいくら保険会社から払ってもらえるかが問題なのです。

払ったお金よりたくさん払ってもらえたら得ですね?

いつ死んでも500万円払ってくれて、解約しても払ったお金より多く払ってくれるなんてあるはずがないって思いますか?

あるはずがない?

いやあるんです。

図を参照してください。

syusinhoken.jpg


自分が毎月払う保険料の積立額の線と、解約返戻金の線を比べてみてください。

いつか、自分の払ったお金(保険料)より解約返戻金の多くなる時期があるってわかるでしょう?

それは、保険会社も銀行と同じように払ってもらった、保険料で運用するからです。
終身保険では、保険料、払込終了後も積み立てられたお金に利子がつくのです。

だから、終身保険では長生きすれば解約しても、払ったお金よりたくさん戻ってくる時期があるのです。

私が立ち読みした、保険特集の雑誌はここのところが間違っていました。
専門家が書いているんだから、間違いないだろうという先入観は捨てることが必要と思いました。

でも、専門家がそんな初歩的なことを間違えるでしょうか?

いや、専門家だったら間違えないと思います。
おそらく、雑誌記者のにわか勉強で書いた記事ではないかと想像します。

専門家の先生に書いてもらうと、原稿料を払わなくてはなりません。
それを節約しているのではないかと、私は想像しています。

単行本なら、専門家本人が書いているでしょう。

<補足>

払ったお金より、たくさん戻ってくる解約時期はいつになるかは、保険会社の運用能力によります。
このことは、保険会社選びの一つの目安になるでしょう。

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posted by edlwiss at 00:41 | Comment(1) | TrackBack(0) | 保険

2010年09月26日

ペットの保険

michan.jpg左の写真は、私がしばしば訪れる友人宅の近くをうろついている猫である。身ぎれいにしていて、私が近寄ると、特に警戒もせず抱いてやるとゴロゴロ言ってご機嫌である。
それで、この猫、飼い猫かと思っていたら、どうも野良らしい。
時々出会うこの猫が私は気になってしかたがない。それで、私はこのトラ猫に「ミーチャン」という名前をつけた。
ミーチャンも私と気が合うらしく、近寄って来る時もある。写真は私の車の屋根に乗って、車の中をうかがってるところである。今日は、このミーチャンに関係のある話をする。

私はしばしば保険について記述している。それは、ファイナンシャル・プランナーという資格をとったからである。
ファイナンシャル・プランナーは保険だけでなく、税金、不動産、相続、ライフプランなどをカバーする。
ということで、保険については、一応客観的に見ているつもりである。

ところで、保険というと、もっぱら人を対象にした話が多いが、今日、よく聞かれるのが、ペットの保険はないのかということである。

それは、ペットを飼っていて、そのペットが一度でも病気にかかったり、ケガをしたりすると、治療費がバカにならないと感じる人が多いからだ。

結局、子ども一人育てるぐらいお金がかかるという。
人の場合は、まず保険にはいっているから、実質の負担は少ないが、ペットとなると自由診療と同じで、治療は人とほとんど変わらないので多額の出費を要する。

私の住居はマンションだが、ペットを飼うことができる。
子どもの頃は、犬や猫がいつも家にいて、友だちという感じだった。
そんな子どもの頃を思い出すと、ペットを飼いたいと思っていたが、つい二の足を踏んでいたのは、もし病気になったらという不安だった。

しかし、ペットにも保険があるということを知って、このほど飼おうという気になってきた。
ペットも家族の一員である、生きている以上命は人と変わらない。だから、この際ペットも保険に入れて命を守ってやろうと思う。

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posted by edlwiss at 14:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保険

2010年09月25日

損害保険と生命保険の区別を知らない人もいる

seimei_wana.jpgこういうタイトルを掲げると、気分を悪くする人がいるようだ。
でも、ブログを書いている私からすれば、誰が読んでいるのかはわからないし、この記事を読んでいる人を誹謗中傷しているわけでもない。
読むか読まないかも自由だし、取るに足らないと思えばパスしてもらえばよい。

何か変な切り出しになったが、このような書き方を意識するようになったのも、最近、予想のつかない考え方をする人がいるからだ。
それも、こちらとしては何だかわからないのだが、突然怒り出す人がいるからだ。

かつて、貧困率の定義を説明したことがあったが、貧困率の「貧困」の文字だけ読んで怒り出した人がいる。
どうも、自分が貧困と言われたと解釈したようだ。
その考え方からすると、肥満率の説明をすると「お前は肥満だ」と言われたように解釈することになる。

こういうのを私的に「ピンポイント思考」と名づけたが、これは文脈全体から解釈のできない人のことを言う。

最近では、私がある人からいただいたものを、ホームページで紹介したら、それで怒っていた人がいた。
私は、何で怒っているのか始めはわからなかった。
その人は、私のホームページにしばしば訪れていた人だったらしいが「人からいただいたものをサイトに載せたのですね〜、もう来ません」と書かれていた。

これだけで、この人は何を怒っているのかわかる人はいるのでしょうか?
私はさっぱりわかりませんでした。
もっとも、サイトを訪問するのは自由だから来ても来なくてもいいのだが、その人は「もう来ません」と言ったのだが、また訪れた。

そして、何だかかんだか書いている内容で、やっと怒っている原因がわかってきた。
その原因を知るキーワードは

「公的なサイトに他人からもらったものを紹介するなんて」
「ただでもらったものを紹介しては、公平な評価にならない」
「賄賂だ」

この3点。

タイトルからだいぶ離れた話になったので、この話はここまでとする。

さて、始めの方で断ったように、損害保険と生命保険なんて知っているという人は、パスしてください。
でも、先生の中にも知らない人がいるという事実はあります。

損害保険とはどういう保険なのか説明できますか?

これは、どういう時に支払われるのかを把握しているとわかりやすい。

損害保険の支払い対象は、簡単に言えば「急激、外来の」である。

要するに事故の時に支払われるものであるが、その事故とは急激の事象であり、しかも外来でなくてはならない。
外来とは文字通り「外から来る」である。何の外からとは家の外のことではない。自分の体の外からという意味である。

外出していたら、上から物が落ちてきて怪我をしたというのは、外来であるが、ガンで入院したというのは、ガンが外からやってきたのではなく、自分の体の内部から発生したので、これは損害保険の対象ではない。

損害保険の意味をきちんと理解していれば、生命保険はわかりやすい。
生命保険の対象は、その原因が外部からか内部からかは問わない。

怪我というのは外来であり、病気は体の内部からである。
どちらにしても、入院すれば入院費や治療費が支払われたりする。

しかし、ここでまた知識不足で怒っている人がいた。
「入院したのに入院費を保険会社が払ってくれなかった」と怒っていた。
その人はどういう保険に入っていたかというと、生命保険には違いなかったが、それは終身保険だった。

終身保険では、病気の治療に関する費用は支払われない。
どうも、保険だと言うと何でも支払われると思っている人がいるらしい。
そして「保険会社は勧誘する時は熱心で、うまいことを言うのに、いざ支払うときは渋る」と言うのである。

生命保険は分類すると、

終身保険

定期保険

養老保険

の3つである。
これらのいずれでも、入院、治療に関する保険金が支払われることはない。

入院や治療に関する保険は、第三分野と言われ、損害保険、生命保険のいずれにも属さないものである。

この第三分野と言われる保険は、損害保険会社、生命保険会社のいずれでも販売することができる。

保険をわかりにくくしているのは、いろいろな種類の保険をセットにして売っているからである。

例えば、終身保険に医療保険を特約としてセットにしている。
こういう場合は、本人は終身保険に入っているつもりでも、入院や治療に関する保険金は支払われる。

先ほど、怒っていた人の例は、終身保険だけの加入だったから支払われないのである。
保険会社が支払いを渋っているわけではない。

だが、保険の勧誘員が未熟で「何でも支払われます」のようなことを言ったり、加入者が勝手にそう思ったりということが原因でトラブルということもある。

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posted by edlwiss at 00:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 保険

2010年06月23日

またまたお粗末な保険特集を発見

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時々TVコマーシャルのあるA社の保険商品をターゲットに解説したのだろうと思われる。

「たった107円の追加で、最高1,000万円までの高度先進医療が受けられる」

こんなコマーシャルだったと思う。

某雑誌は「知らないと損をする保険のカラクリ」というようなタイトルだったと思う。

高度先進医療を受ける確率はこんなに低い

と数字が挙げてあった。

確かに低い確率であった。

確率が低いから保険はいらない?

と言ったら、常識ある人なら「アレ、何かおかしくない?」と思うはずだ。
保険というのは、もともと確率が低いから成り立っているものなのだ。

問題はその低い確率に対して、保険料の金額が払うだけの価値があるかということだ。

100万円の損害があるかも知れないという保険に、100万円の保険料を払っていたら、それは保険に入る意味がない。
しかし、107円で1,000万円払ってくれるかも知れないという保険の価値をどう見るかだ。

一番よいのは、高度先進医療のお世話にならなくても済むことである。
しかし、毎月107円を払っていなかったことで、高度先進医療の恩恵を受けられなかったら、107円払っておけばよかったと思うか、それでも107円がもったいないかと思うかの、個人の判断である。

私は保険会社の宣伝をしたりかたを持つつもりはない。
だが、本当に痛感するのだが、この頃は思考が一点にしか働かない人が増えたなあと思うことである。

一人当たり107円を集めて、1,000万円を払うには約10万人から集めなければならない。
だから、大雑把に言えば保険料の成り立つ計算も、少なくとも10万分の1で先進医療にかかる人がいるということになる。

10万分の1の確率に107円を惜しむかどうかの話である。
そういう2つの要素を同時に考えて判断するという思考が、低下してきていると思えて仕方がない。

中には「医療保険は必要ない」という本も出ている。
この著者ではないが「医療保険は高いからその分貯金しておいた方がいいですよ」と説明していた、保険会社の人間がいた。
これは親切なのか?

私はその人に質問してみた。

「では、500万円貯まったところでガンになって、1,000万円必要になったらどうします?」

と言ったら

「そういうことはめったにないし・・・」

という答えが返ってきた。

同意するかどうかは本人が判断することだが・・・

「保険を勧誘する人間のうまい口車に乗って」とかいう話も聞くが、そんなことより、一番の防衛は自ら保険の仕組みについて勉強してみることだ。
そして、自らの知恵を高めて、変な話法かどうかを見破ることだ。

「細かい字で書いてある約款を読まない方が悪い・・・」と言われるだけだという話もよく聞く。

だが、そういう人は現代社会から乗り遅れている。
現在は顧客が約款を読まなかったからという理由は、保険会社側の防衛にならない。
顧客にとってマイナスになる契約は、積極的に説明しなければならないという法律になっているのだ。

だから、今、勧誘員が一番困っているのは、確かに説明したのに、説明がなかったと主張する顧客なのだ

それで、早い話が、勧誘する方もバカな人間を顧客にしないようになってきている。

ところが、「保険に加入するのは自分の権利」のように考えているバカもいる。
そういう人間とのトラブルは「オレが入りたいのになぜ断ったのだ」という争いになっている。

これは、保険に限らず他の商品でも同じである。
売る方として「こんなヤツには売りたくない」という思いがあるのも事実である。

実際「そこまでして売る車ではないですから」と断られたヤツを知っている。

私が子どもの頃は、店に買い物に行ったら帰りに「ありがとう」というように親に躾けられた。
ちょっと考えると「買ってやったのに、何で礼を言うのだ?」と思ったこともあるが、後に「売っていただいてありがとう」という気持ちも大切だとわかってきた。

だから、私は買った時も「ありがとう」と言うことにしている。

posted by edlwiss at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保険

2010年06月08日

意味のない雑誌の特集

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hokennohon.jpg「知らないと損する保険」とか「危ない保険」等々、保険を特集している雑誌があったので、内容次第では買おうかと、少し立ち読みをしてみたが、内容のお粗末さに呆れた。

これでは「知らないと損する雑誌」とか「買ってはいけない雑誌」という特集を掲げた本を出した方がいいぐらいだ。

いかにも、保険を分析しているようなタイトルだが、記事そのものは「これを書いた人は保険を知っているのか?」という疑問を持った。

何を書いているのかというと、死亡する確率はすごく低いから生命保険は意味がないということを言いたいらしい。

そもそも保険というのは、ケガや死亡の確率が低いので成り立っているという基本的な知識が欠如している。
保険の加入者があまりにも多く死ぬのなら、保険が成り立たない。

例えば1万人に一人死亡者が出るとしたら、加入者の保険料を平均1万円とするなら、資金は1億円集まることになる。

これで、死んだ一人の人に1億円払ったら、保険会社は経営が成り立たない。
だから、例えば八千万円払うことにすれば、差引二千万円の運用資金ができる。

保険の原則は数学の大数の法則に基づいて、商品が開発されているのだ。つまり、確率の商品なのだ。

生命保険でなくても、自動車保険で考えても同じだ。
今どき、自動車を運転するのに、任意保険に入らない人がどれほどいるのだろう?
めったに事故に遭わないし、注意して運転するから自動車保険をやめますか?

また、いくつかの会社の商品を並べて「おすすめ」と「すすめられない」に専門家による分類となっていた。
これも、説明を読んでも意味不明なことが書いてある。
本当に専門家が選んだの?
記事担当の記者が適当に書いたんじゃないの?
と思えた。

例えば、すすめられない方に分類されていた、ある生命保険解説は「加入しても2年間は支払が少ないのが×」とされていた。
これこそ、間違いなく専門家が書いたのではないと私は思った。

その理由は、その保険は健康上問題のある人にも加入できる商品だったからだ。
全く健康な人と、健康上何か問題のある人が、同じ保険に入れるわけはない。
それを同一の条件にすれば、不公平が起きる。
保険は公平というのも原則である。

だから、健康上の問題のある人は、それだけ確率が高くなるので、保険料を高くするか、その他の方法で差をつけなければならない。

というように、全くの素人が書いたとしか思えないような内容であった。

だからと言って、全ての雑誌の特集がそんなものだと言わないし、内容を確認しないで言うこともおかしいと思う。

気をつけるべきことは、ちょっと気を引くキャッチコピーや特集のタイトルにごまかされないよう、消費者の方が賢くならなければならないと思った次第である。

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2009年04月16日

保険会社は儲けてばかりいる?

保険会社は儲けていてけしからんという意見がある。

オレは○○年も保険料払っているのに、一度も金をもらったことがないと不満を言っている。

こういうところに、考え方のおかしさが出ている。
今日は保険の話をして、保険を理解してもらおうと思っているのではない。

考え方のおかしさを問題にしたいのだ。

保険に入っているが、一度ももらったことがないと不満を言っている人は、保険料を払うという意味がわかっているのか?

わかりやすく、自動車保険でイメージしてみよう。

自動車保険に加入していて、保険会社からお金をもらった(保険金をもらった)という人は事故に遭ったということだ。

お金をもらって嬉しいというなら、事故に遭った方がいいということになる。

しかし、こういう人は恐らくお金はもらいたい、事故には遭いたくないということなのだろう。

お金をもらうことと事故に遭うことはセットなのに、その都度バラバラに考えるのである。

このように、自分の都合よいようにだけバラバラにものごとを考える人が多くなってきたような気がする。

いろいろな要素があって、それぞれの要素には、自分にとって好ましくないこと、好ましいことが含まれていて、総合的に判断すると、すべて都合のよい要素だけ(好ましい要素だけ)選択はできないのに、すべて好ましい要素だけ選択しないと気に入らないという人がいるのである。

私の経験では、こういう人に時間をかけて説明しても無理である。

三歳ぐらいでヴァイオリンを習う子どもがいるが、ヴァイオリンという楽器は左手に楽器本体、右手に弓を持たなければならない。

ある先生が言うには、左手で楽器を持つ指導をしていると、左手はお留守になって弓を落としてしまう。
右手の弓の持ち方を指導していると、左手の楽器を落としてしまう。

と、こんなところから始まるという。

やがて、右も左もバランスよく使えるようになるのだが、そこまで行く間に頭が賢くなっているわけである。

こんな説明をしていると、保険とヴァイオリンと何の関係があるんですか!と怒った口調で言う人がいる。

バラバラに一つずつ説明して、統合しようと思っても統合する知力がないようである。

常に一つのことしか考えられない脳の構造のようである。

そうか、そういうのを統合失調症と言うのだろうか?


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2008年04月28日

よくわからない後期高齢者医療制度

hokenryoHaraikata.gif政府は説明不足だと言っているが、どうしてもわからないのが、後期高齢者医療制度の保険料の払い方だ。

一般に保険料の払方は、民間の保険では、更新型、○○才払込完了型、全期型があり、それぞれ一長一短があって、契約者が払方を選択する場合がほとんどである。

それで公平性が保たれている。

更新型は保険料が安いが、更新毎に更新時の年齢による保険料になる。

○○才払完了型は、保険料は高いが、ある年齢まで払えば、一生涯保障が受けられるというものである。

また、全期型は一生、同額の保険料を払っていくものである。

今回問題になっている後期高齢者医療制度は、払い続けていて、突然75才になると変更になるというものである。

年をとるにつれ病気になる確率は高くなる。
だから、保険金の支払いの確率も高くなる。
それで、年齢が高いほど保険料が高くなるのが更新型である。

保険料がずっと定額である払い方は、老後の病気になる確率の高さも織り込んで保険料が設定してある。

国の行う保険制度も、本来は全期払いか、○○才払込完了型のはずである。
現在75才以上の人たちも、そういう仕組みの上で払ってきたはずである。

保険会社が、一旦契約した保険を途中で、保険料が足りなくなったから改定しますということはやらない。
そんなことをやったら、詐欺と同じだ。

テレビを見ていると、政府側の人間は「説明不足だった」と言うが、
説明不足という言葉だけ何度も聞かされ、一向に説明がない。

説明不足という言葉を何度も聞きたくない。

早く説明そのものをしてくれ。
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2008年02月27日

保険代理店の本音(2)

◆お客様面する客はいらない

損害保険代理店にとって、自動車保険は美味しい商売ではないことは前回話した。
1年に3500円の儲けで、事故のおもりをするのはごめんだと考える代理店も増えている。
その上「保険に入ってやる」「オレはお客様だ」のような態度をとられたら嫌になる。
また、そういう偉そうな客に限って、いざ事故となると話が分からない。
理屈の通らないことを主張して、譲らない。
そんな時「やめてくれてもいいがなあ」と心の中で言っている代理店もいるだろう。

これは、保険の知識を持っているプロの代理店ほど、その気持ちは強い。
それは、自分の営業力に自信があるからだ。
すなわち、筋道のわかる顧客ほど、説明してもよくわかってくるし、プロ代理店もそういうお客さんとは長くつき合いたいと思うのだ。

自動車保険は、ふつう、対人と対物だけでなく、いくつかの保障がセットになってできている。
物わかりの悪いケチな客ほど、保険料をケチるので、事故を起こしたとき、何らかの保障が漏れている可能性が高い。

保障が漏れているということは、守れないということなのだ。
それでいて、保険金がおりないと、文句タラタラの客がケチケチの客なのだ。

今や、プロの代理店ほど客を選んでいると言ってよい。

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2008年02月26日

保険代理店の本音(1)

◆損害保険の代理店は大変

保険は損害保険生命保険に分かれていることは常識なのだが、中にはこの区別を知らない人もいるようだ。

損害保険は、基本的に「急激」「外来の」に当てはまるものに、保険金を払うものである。
もっと簡単に言えば「事故」に対しての支払いである。

ところが、最近は第三分野と言われる医療保険の販売も損害保険で取り扱うことができるようになったので、損害保険の代理店の商品は事故に対するほけんだけではなくなった。

ところで、代々損害保険の代理店を営んできた店では、保険の競争(特に自動車保険)が激しくなってきたため、利益が減少している。
一体、保険を売ることによる収入はどのくらいあるのだろうか?

昔、自動車がどんどん増えてくる状態の時は、損害保険の代理店(以下、損保代理店と言う)は、特に営業努力をしなくても契約は増えて、濡れ手に粟の状態であった。
そういう時代では、自動車1台の契約につき20%ぐらいの利益があった。

自動車の保険料は平均、一台につき5万円ぐらいだから、利益は一台につき10000円あったわけである。
ところが、競争の激化で、これが7%ぐらいになると言われている。
すると、自動車一台につき3500円の利益と言うことになる。

1000台のお客さんを抱えているとすると、以前は一千万円ほど利益があったのだが、これが350万円になってしまうということである。
1000台のお客さんを持っていると、毎日、事故はあるだろう。

さて、一台につき3500円の収入で一年間、事故のおもりをすると考えるとどうだろう?
決しておいしい話ではない。
1000台抱えていても年間350万円の収入しかなく、毎日、事故対応に負われ、毎日平均3台の契約更改をしなければならないとしたら、大変な忙しさと精神的ストレスがある。
350万円の収入では、パートタイムを雇うわけにもいかない。

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2008年02月06日

保険を見直そう

生活防衛の一環として、自分でも意味のわからない保険を見直すのは有効だと思う。

見直すということは、必ずしも解約を意味しないが、まず、自分が入っている保険がどういう保険かよく知っておくことが大切だと思う。

見直す手がかりとして、最近よく耳にするアカウント型保険に入っている人はいないだろうか?

この種の保険を売っている営業社員は、自分が売っている保険がわかっているのだろうか?
私の想像だと、かなりの営業社員は自身がわかっていないと思う。
だいたい、仕組みが複雑すぎて、いざ保険金をもらおうとするときがわかるのだろうか?

相談しようと思った時は、大抵、その営業社員は辞めているのではないか?

ガソリンの数円の違いを問題にする割には、毎月払う保険の何千円、何万円には無頓着な人が多い。

しかし、次のように思考がまるでチャランポランなA氏のような人もいる。
(A氏はなんと、某保険会社の社員)

A氏:「医療保険は高いから、入るのはやめて貯金した方がいいですよ」
Bさん:「ほう、でも、100万円貯まったとき、病気になって200万円も必要になったらどうしますか?」
A氏:「でも、そういうことはめったにありませんから」

このA氏という人は、そもそも保険の意味がわかっていない。
保険というのは、めったにない事故、病気に備えるものである。

保険に入る意味は、万が一あると困ることに対して備えることにより、精神的不安を少なくするという意味もある。
一番よいのは、保険に入ったが、ついぞ使うことはなかったという場合である。

保険金をもらうことを得と考えている人がいるが、保険金をもらう事態になった時、得とということはない。

だが、最近は人の心がすさんでいるから、人によっては得と考える人もいるかも知れない。

例えば、旦那に多額な保険がかけてあって、その旦那が事故や病気で亡くなった場合。

旦那が亡くなって、5000万円の保険金をもらった場合と、保険期間が過ぎて5000万円もらうことはなかった場合とどちらが得と感じるか?

前者の方がいいと思う人もいるかも知れない。

某生命保険会社の営業の提案例。

20歳の未婚の男性に、10万円の終身保険に690万円の定期保険がついていた。
一体、20歳の未婚の男性に、この保険はどういう意味があるのだろう?
10万円の終身保険って、どんな意味があるのか?

このように、疑問に思う提案、設計は多い。

意味のない保険はやめよう。
だが、意味がないと錯覚する間違いもおかさないようにしたい。

さしあたって、もし現在入っている保険があるなら、それを進めた営業マンを読んで再度説明させるのもよい。

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posted by edlwiss at 23:42 | Comment(1) | TrackBack(0) | 保険

2007年12月23日

銀行窓販解禁

生命保険の銀行での販売が解禁される。

外資系の生命保険会社が積極的なのに対し、日本社は出遅れている感じもする。

問題は顧客にとって、どう利益があるかだ。

銀行業務をやりながら、生命保険を販売するということで、これまで以上に銀行の窓口が煩雑にならないかという懸念もある。

保険はこのところ、不払いや未払いの問題があり金融庁からの指導も多かった。

保険の仕組みについては、最近関心が深まってきたものの顧客にとってはなかなか理解しがたいものである。

販売する側も、一応資格試験がなければ販売業務に従事できないものの、複雑な仕組みを1年や2年で理解できるものではないと思う。

それに、銀行が保険を販売されるということで、不安があるのは圧力募集である。

一応、圧力募集は禁じられているものの、保険に加入を条件に融資を承諾するという営業の不安はつきまとう。
銀行側がそういうことはしていないと言っても、顧客側がそう感じるという場合もある。

銀行員のコンプライアンス教育、説明能力の教育等課題は多い。

いずれにせよ、公平な営業が望まれる。

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2007年12月21日

安い保険はよい保険か?

安い保険がよい保険かというと、一概にはそう言えない。

一つには、物を買う場合と同じように、中身との釣り合いである。
中身がよい割に価格が安い物をコストパフォーマンス(CP)が高いという。

安いが保障もよくないでは、安かろう悪かろうである。

保険は商品の性格上、保険料の中身が、保障の費用に充てられる部分と、積立部分に分かれる。

同じ保障が得られるのなら、保険料は安い方がいいのだが、その保険の設計として保険料が全額保障の費用に充てられるものは比較がしやすいが、積立部分と一緒になっているものは、簡単には比較できない。

全額保障に当てられる保険としては、自動車保険が代表的なものだが、これは保障項目を比較してみれば安い方がよい(得)と言える。

だが、それでもまだ考慮すべきことがある。
自動車保険は万一の事故の時のために加入するものであるから、事故の時の対応、保険会社の安定性も考慮すべきである。

保障と積立が一緒になっている保険では、同じ保障が得られるとしたら、返戻金がどれほど違うかが比較のしどころである。

返戻金の違いは、保険会社の運用能力の違いである。

積立部分がある保険では、貯蓄も兼ねたいと思ったら保険料が安いと貯まるお金も少ない。

保険の保障機能と、貯蓄機能の両方を睨みながら、保険を選ぶことが大切である。

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2007年10月02日

生命保険は不思議な商品

人にものを教える立場で、理解力のあるはずである先生でも、あまりよくわかっていないのが、生命保険のようだ。

勧誘員が何度も訪問すると「そろそろ契約してやらないと」という気持ちにもなると言う。
中には「貯金になりますから」と言われた言葉が引き金となって契約したという人もいる。

自分の払ったお金、これから払うお金を一度、電卓を用意して計算してみるといいと思う。
月払いなら、[月払い保険料]×[12]×[年数]で求められるから難しいことはない。
次に、払い終わった時点での解約返戻金を見てみる。たいていは証書に記載してあるはずだ。もし記載がないのなら保険会社に電話をして確認してみよう。

その結果、貯金に比較してまあまあの額なのか、80%ぐらい返ってくるのか、あるいは0円なのか確認しよう。
それで、自分が納得できるかである。
また、その保険を売った人(勧誘員)は現在でも継続して同じ仕事をしているか確認してみよう。

日本の伝統的な保険販売だと、勧誘員はたいてい1〜2年で辞めている。ほとんどはノルマを達成できないからだ。
問題は1〜2年程度では保険の知識が足りないことだろう。
だから、生命保険は不思議な商品というのは、売る人も買う人もよくわからないで買っている(契約している)ケースが多いからだ。

特に、伝統的な販売では特約がやたらとベタベタついている。
基本的には特約にするより、保険は種目ごとに個別に加入すべきである。
少なくとも医療保険は別になっていた方がよい。
本ブログは教育のブログだが、教師たるものはまず自分の足下から固めよう。
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2007年10月01日

自分の保険を理解しよう

あなたの保険は下の図のようになっていませんか?

teikitukishusin.gif


この保険は定期付終身保険と言い、我が国で一番よく売られた(売れた)保険です。
そして、ほとんどの人が、この保険の意味がわかっていません。

日本は保険王国と言われるほど、保険の加入者は多いです。
しかし、自分の入っている保険について知っている人は非常に少ないという不思議な現象が起きています。

まあ、知らずに入っても役に立っていればいいのですが、まるっきり捨て金だったらどうでしょう?
図に示した保険は、毎月3万5千円払っているという例ですが、保険となると毎月3万5千円捨ててもいいというほど、きまえのいい人が多いのでしょうか?

3万5千円がまるっきり捨て金とは言いませんが、自分の環境を考えると3万円はまるっきり捨て金になっている恐れはあります。
大体は図に説明してあるのでわかると思いますが、この図の保険は「今さら聞けない保険の知識」を参照してもらうとわかるように、終身保険と定期保険がくっついたものです。つまり、もともとは2つの保険なのです。
定期付終身保険と、定期保険、終身保険と別々に契約したのとどう違うかと言うと、定期付終身保険は定期保険が終身保険の特約として設定してあるので、本体である終身保険を解約すると、自動的に定期保険も消滅します。

特約というと何か得なのかというと、そんなことはありません。保険に限って特約は得にはならず損の方が多いと考えた方がよいでしょう。
それは、特約は本体と共倒れになるからです。

また、間違えて考えている人が多いのが定期保険ですが、定期という名前から銀行の定期預金を想像する人がいるようですが、全く違います。
銀行の定期預金は満期に利息がついてもらえますが、定期預金は満期になると返戻金は全然ありません。
図に示すように、定期保険部分が終わると、継続するためには年齢が多くなっていますから、そこから保険料が高くなります。
また、保険会社によってはそこで健康チェックをするので、健康状態によっては保険料が割り増しになったり、入れないということにもなります。

しかし、そうまでして、またそこから保険を継続する理由がわかっていない人が多いのが現実です。
保険となると、みなさん気前のよい人が多いようです。
保険はGNPであると言われましたが、これは義理(G)、人情(N)、プレゼント(P)という意味です。

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posted by edlwiss at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保険

2007年09月03日

今さら聞けない保険の知識(3)

今回は、ファイナンシャル・プランナーとして、前2回に引き続き、生命保険の解説をしてみたいと思います。少しでもみなさんのお役に立てればと思います。

生命保険の基本形

生命保険は基本的に3つのパターンである。
いろいろな商品名で出ている生命保険は、3つ基本形の組み合わせに医療保険をつけたりつけなかったりである。

3つの基本形にはそれぞれ特徴があり、その特徴を知って契約することが上手な契約の仕方である。
何よりも、保険で大切なことは、何のために入るのか、目的に合っているのかである。ただやみくもに入っていると、毎月金をドブに捨てているのと変わらないことがある。

(1)定期保険

teikihoken.gif

定期保険のよいところは、大きな保障を少ない保険料で契約できることである。欠点は契約期間が限定されていて、保障が切れることである。さらに契約を延長しようとすると、年齢が高くなっているので保険料が高くなる。保険会社によっては、健康審査が必要な場合もある。また、図の解約返戻金のカーブを見るとわかるように、保険の終了時には解約返戻金がゼロになる。

(2)養老保険

yorohoken.gif

養老保険は名前から想像すると、お年寄りの保険と想像する人もいるかも知れないが、年齢とは関係ない。
養老保険の特徴は、満期時には保険金と同額の返戻金があるということである。保障を兼ねながら貯金をしたい場合によい保険である。
しかし、満期時には保障もなくなるので、定期保険と同じく保障切れのあるところが欠点である。
貯蓄を兼ねているわけだから、毎月払っている人は、満期時までいくら払うことになるのか計算してみるとよい。合計額と保険金額を比べて、保険金より合計額が少ない場合は、何か特約がついてるので、その特約が自分の目的に合っているかどうか検討してみるとよい。

(3)終身保険

syusinhoken.gif

終身保険は名前の通り、一生の保障がある保険である。保険金の割に保険料は高いが、定期保険が契約期間終了とともに返戻金もなくなってしまうのに対し、終身保険の場合は保険料払い込みが終了しても、保障が継続するとともに、解約返戻金も増加していく。この特徴を生かすと、老後の資金対策には有効である。また、契約者貸付制度がついているので、万一お金が必要になったとき、保障を維持しながらお金を借りることができる。

以上、ざっと生命保険の特徴を述べたが、これらの基本形を組み合わせた保険、具体的には定期保険と終身保険を組み合わせた定期付終身保険が商品としては最も多い。
しかし、定期付終身保険がどの環境の人にも合っているとは限らないので、すでに保険に入っている人は見直してみることが大切である。
また、組み合わせた保険がよいのか、それぞれ単独がよいのかというのも検討事項である。

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2007年08月29日

今さら聞けない保険の知識(2)

前回は、保険には損害保険生命保険の違いがあるということを述べた。
そして、それぞれ売られる商品には違いがあるとということも説明した。

ところが、我が国では、1961年から2001年に金融ビッグバンと呼ばれる金融制度改革が行われ、それまで損害保険会社と生命保険会社では商品が明確に分かれていたのだが、互いにどちらの商品も扱ってよいことになった。

その取り扱い方は、損害保険会社が生命保険の商品を売るには、別に生命保険会社を作るか、あるいはこれまである生命保険会社と提携するかで売ってよいことになった。
(生命保険会社が損害保険を売るには、逆の関係になる。)

しかし、金融ビッグバンの目的は
1996年10月、経済審議会・行動計画委員会の金融ワーキンググループが報告「わが国金融システムの活性化のために」をまとめる。背景として、経済の成熟化(経済成長の鈍化)及びバブル崩壊によって、1990年代に入り空洞化しつつあるとされたわが国の金融市場をニューヨーク、ロンドンと並ぶ国際市場として地位を向上させ、日本経済を再生させる狙いがあった。橋本首相は6つの改革の一つに位置づけ、金融改革を2001年までに行なうよう指示。改革案の柱として、フリー(市場原理が機能する自由な市場)、フェアー(透明で公正な市場)、グローバル(国際的で時代を先取りする市場)の3つの原則を掲げた。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
ということであったので、自由化を目的とし、第三分野と呼ばれる、傷害、介護、疾病分野の保険については、損害保険会社も生命保険会社もその組織のままで売ってよいことになった。

従って、今日ではそれまで損害保険会社では取り扱いができなかった、疾病分野の保険つまり通称医療保険を売ることができるようになった。

ということで、損害保険会社が医療保険を売ることで、損害保険と生命保険の区別がつかない人が出てきたとも考えられる。

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2007年08月28日

今さら聞けない保険の知識(1)

ある先生が、アリコの自動車保険に入りたいと言っていた。
この先生は、比較的物知りで通っている人であったが、どうやらアリコという保険会社が気に入ったらしく、アリコの自動車保険に入りたいと思ったらしい。

残念ながら、アリコでは自動車保険は売っていない。
保険を知っている人にとっては、何でもない知識なのだが、知らない人にとっては、保険会社といえばどんな保険でも売っていると思うらしい。

アリコはなぜ自動車保険を売っていないか?
それはアリコが生命保険会社だからである。
保険会社は損害保険の会社と生命保険の会社に分かれている。

アリコににはAIGという親会社があり、AIGがいくつかの会社を持っており、生命保険を扱う会社がアリコで、損害保険を扱う会社がAIUである。
そのほかに通信販売で損害保険を売っている、アメリカンフォーム(アメリカン・ファミリーではない)という会社もAIUに所属する会社である。
これらをAIGグループと言い、他にもAIGに買収された会社にはAIGのロゴが入っている。

ところで、損害保険と生命保険は何が違うのか?
簡単に言うと、損害保険とは急激、外来の事故に対して保険金を払う保険である。

つまり、急激なできごとであり、それが自分の体の外側から発生したものでなければならない。
具体的には交通事故や火災事故などである。
それに対して、急激でなくても、体の外部からでなくても保険金が支払われるのが生命保険である。

だから、確率としては生命保険の方が支払いに該当することが多いから、保険料は高いと考えられる。
体の内部から起こった体の異変、つまり病気に対しても支払われるのが生命保険である。

しかし、何か一つでも生命保険に入っておれば病気の時に、入院費や治療費が払われるわけではない。
最近は、保険会社に対する苦情も多いようだが、ある人は病気になったけど全く保険金を払ってくれなかったと怒っていた。

調べてみると、その人の入っていたのは終身保険であった。
終身保険では病気に対する保険金は支払われない。
いくら、保険会社に文句を言っても無理というものなのだ。
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posted by edlwiss at 20:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 保険

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